国土交通省関東地方整備局とＮＥＸＣＯ東日本関東支社は２月１日から、首都圏中央連絡自動車道の木更津東ＩＣから、近接する道の駅「木更津うまくたの里」（千葉県木更津市下郡）への一時退出を可能にする「賢い料金」の試行実験を開始すると発表した。
これは、高速道路ネットワークを賢く使う取組の一環として、休憩施設の不足に対し、良好な運転環境を実現するために行うもの。ＥＴＣ２・０搭載車を対象に、木更津東ＩＣで流出し、道の駅「木更津うまくたの里」に立ち寄り後、１時間以内に同ＩＣから再流入して順方向に利用した場合、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金に調整する。
高速道路の乗り降りを自由とし、道の駅へ立ち寄りを可能にすることで、高速道路利用者が、休憩や買い物、食事、周辺の交通観光情報の入手、ＥＶの充電など、道の駅が提供する様々なサービスが利用可能になる。また、道の駅でも広域的な利用者が増加することにより、地域活性化が期待されるとしている。
