山陰道建設促進島根県民総決起大会 沿線7市の首長ら500人集結 早期全通求め決議採択

[caption id="attachment_8662" align="alignleft" width="300" caption="ガンバロウ三唱で気勢を上げる参加者"][/caption]

沿線7市の首長らで構成される山陰自動車道(安来~益田)建設促進期成同盟会(会長=楫野弘和大田市長)は9月28日、島根県の江津市総合市民センターで、山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会を開催した。

会長の楫野大田市長をはじめ、副会長の山下修江津市長ら沿線首長、来賓の丸山達也島根県知事、国土交通省の青木一彦副大臣など関係者約500人が出席し、事業中区間の着実な事業推進と開通見通しの早期公表、未事業化区間の早期事業化などを国に強く求める決議を満場一致で採択。山陰道の整備促進、早期全線開通に向け、ガンバロウ三唱で気勢をあげた。

主催者挨拶で、会長の楫野市長は「地方を元気にするためには、交通網の整備は非常に重要。企業誘致ひとつ取ってみても全国の高速道路網とつながらなければ、企業も関心を示してくれない」と述べ、山陰道の全線開通が一日も早く実現するよう、関係者へ連携を呼びかけた。

現在、県内の山陰道は総延長193・6㌔のうち、129・8㌔が供用し、共用率は67%となっている。残り63・8㌔のうち46・3㌔は現在事業中、17・5㌔は未事業化区間となっている。

決議は、現在事業中の出雲・湖陵道路、湖陵・多岐道路、静間・仁摩道路などについての着実な事業推進と開通見通しの早期公表、益田~萩間は優先区間の須子~田万川間の早期事業化など4項目が盛り込まれた。

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