四国8の字ネットワーク 国交省・財務省へ提言活動 安全・安心を守る”命の道「早期整備は不可欠」訴える

[caption id="attachment_8666" align="alignleft" width="300" caption="阿達政務官に提言書を趣向する要望団"][/caption]

4県で構成される「四国8の字ネットワーク整備・利用促進を考える会」は9月11日、国への提言活動を実施した。甚大な被害が想定される南海トラフ地震や、近年激甚化する豪雨等の自然災害への備えを高め、地域防災力の向上を図るため、「四国8の字ネットワークの早期整備は不可欠」と訴えた。

当日、佐伯勇人四国経済連合会会長、尾﨑正直高知県知事、中村時広愛媛県知事や沿線首長等で構成された要望団は、財務省で太田充主計局長、国土交通省で阿達雅志政務官と面談、提言書を手交した。

四国縦貫自動車道、四国横断自動車道、高知東部自動車道、阿南安芸自動車道により構成される四国8の字ネットワークの整備率は未だ72%と多くのミッシングリンを抱えている。地域経済の活性化を支え、四国の力強い経済成長と活性化に大きな効果をもたらすとともに、安全・安心を守る“命の道”として不可欠な四国8の字ネットワークの早期整備は地域の悲願となっている。

こうした思いを四国の総意としてまとめられた提言書をもとに、佐伯四経連会長、尾﨑高知県知事、中村愛媛県知事らが地域が抱える課題等を説明。阿達政務官は「四国8の字ネットワークの整備は急がなければならない」と応じ、提言書の内容に理解を示した。

パーマリンク