岩手県内初 東北道「矢巾スマートIC」3/24開通へ 地域産業活性化に期待

[caption id="attachment_6242" align="alignleft" width="300" caption="矢巾スマートIC"][/caption]

岩手県と矢巾町、NEXCO東日本盛岡管理事務所が整備を進めていた東北自動車道「矢巾(やはば)スマートIC」が3月24日に開通する。県内初のスマートICの開通となる。開通式典や開通時刻は決まり次第発表する。

矢巾スマートICは、紫波IC~盛岡南IC間(延長11㌔)の紫波ICから7・2㌔、盛岡南ICから3・8㌔地点の矢巾PAに接続。一旦停止型のフルインター形式で、ETC搭載の全車種が24時間利用可能。当初総事業費は約18億円。

矢巾スマートICの開通で、岩手流通センターから南方面へのアクセス性が向上し、物流の効率化や企業誘致の促進など地域産業の活性化が期待される。また、八幡平市から19年9月に開業予定の高度救命救急センター「岩手医科大学付属病院」への患者の搬送時間は6分短縮、花巻市からは5分短縮され、救命率の向上が期待されるほか、市街地と高速道路のアクセス時間が短縮し、住民の利便性向上や、交流人口拡大による地域活性化が期待される。

矢巾スマートIC~盛岡IC間(延長10・8㌔)の通常通行料金は、普通車450円、大型車640円。

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