愛媛・高知4首長要望 四国8の字早期に 宿毛内海・津島道路の整備促進を 

[caption id="attachment_12852" align="alignleft" width="300"] 四国西南地域促進協の清水愛南町長ら要望団が西田政務官に要望書を手交[/caption]

四国西南地域道路整備促進協議会(会長=清水雅文愛南町長)は11月30日、国土交通省への要望活動を実施した。四国8の字ネットワークを形成する宿毛内海道路、津島道路の早期整備を求めた。

清水会長は、副会長の中平正宏四万十市長、理事の岡原文彰宇和島市長、中平富宏宿毛市長とともに西田昭二大臣政務官と面談。提言書「四国西南地域の活力強化、安全安心確保に必要な道路整備について」を手交した。

要望では、清水会長が愛媛県宇和島圏域と高知県幡多圏域で構成される四国西南地域において、地理的、地形的要因により高規格道路等の整備が遅れている現況を説明。7月には高知県中西部で台風4号の影響で線状降水帯が発生し、土砂崩れや路面冠水など被害が多発した中、「国道56号が寸断されたが、並行する四国横断自動車道を利用することで早期に地域間交通が確保された。直轄国道とのダブルネットワーク化は喫緊の課題」とした。

その上で、地方創生、国土強靭化の推進のため四国8の字ネットワークの早期整備を要望。具体には①津島道路、宿毛内海道路・宿毛新港~一本松、同・御荘~内海、窪川佐賀道路、佐賀大方道路、大方四万十道路の早期開通に向けた整備推進を図ること②宿毛内海道路・宿毛和田~宿毛新港、同・一本松~御荘の早期事業化――等を求めた。
西田政務官は「四国8の字ネットワークは繋げなければならない」と、要望の趣旨に理解を示した。

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