愛知県は９日、名古屋市、名古屋港管理組合、名古屋商工会議所、中部経済連合会、中部国際空港と合同で国際競争力強化に必要不可欠な広域幹線道路網の整備推進について要望活動を実施した。
国交省を訪れた大村秀章知事は西村明宏副大臣と面談。三大都市圏環状道路である名古屋環状２号線、新東名高速道路と直結する西知多道路、自動車産業を核とした産業集積地を結ぶ名豊道路等の重要性を説明し、「港湾・空港の強化と連携した広域幹線道路網の整備を推進してほしい」と要請。未供用区間の早期完成と未事業化区間の具体化を求めた。
西村副大臣は「中京圏は日本の成長エンジンの役割を担っている。ネットワーク化に向け推進に努めたい」と県の要望に理解を示した。
