日東道沿線市町村建設促進大会 新潟・山形・秋田3県350人が参集 早期全通へ地元の熱意表明

日本海沿岸東北自動車道沿線市町村建設促進大会が11月10日、都内で開催され、新潟、山形、秋田3県市町村の沿線住民や経済界、地元選出国会議員など約350人が参集。21世紀の多軸型国土を形成し、環日本海交流に大きな役割を果たす日本海沿岸東北自動車道の早期全線開通にかける地元の熱意を表明した。

大会は日本海沿岸東北自動車道建設促進新潟地区期成同盟会、日本海沿岸自動車道等建設促進庄内地区期成同盟会、日本海沿岸東北自動車道建設促進秋田地区期成同盟会の主催、新潟県、山形県、秋田県の共催で行われた。

冒頭、秋田地区会長の長谷部誠由利本荘市長が「新潟・山形県境、山形・秋田県境の区間がようやく工事着工となり、事業は本格化。今後さらに前進を」と開会宣言。庄内地区副会長の榎本政規鶴岡市長が「高速道路は繋がってこそ初めて効果を発揮する。日東道は港湾等との連携で重要な基盤となる」と挨拶した。

大会決議案は秋田地区代表の横山忠長にかほ市長が朗読。酒田みなと~遊佐、二ツ井白神~小繋や朝日温海道路など事業中区間の建設促進に、日沿道に接続し高速道路ネットワークを補完する地域高規格道路の整備促進等を加えた決議案が満場一致で採択された。

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