圏央道茨城区間2月に全通

国土交通省とNEXCO東日本は20日、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・境古河IC(茨城県猿島郡境町)~つくば中央IC(同県つくば市新井)間(延長28・5㌔)を、17年2月26日に開通すると発表。今回の開通で、圏央道の茨城県区間が全線開通する。

同区間は暫定2車線(片側1車線)。坂東IC(同県坂東市)、常総IC(同県常総市)が新設される。開通時刻、開通式典等の詳細は決まり次第発表。

この開通により、東名高速、中央道、関越道、東北道、常磐道、東関東道の6つの放射道路が結ばれ、成田空港から関東各地の観光地へのアクセスが飛躍的に向上。同日の会見で、石井啓一国交相は「観光収入が促進するほか、沿線に立地する大型物流施設約1600軒において、生産性向上が加速する」など、圏央道開通による効果に大きな期待感を示した。

なお、今回の圏央道開通に伴い、東京外環自動車道(大泉IC・JCT~三郷南IC)の料金を、同日午前0時より、対距離制料金に移行することも発表された。

パーマリンク