日沿道新潟・庄内・秋田3地区大会に約350人 事業推進求める声相次ぐ

[caption id="attachment_7416" align="alignleft" width="300" caption="「日沿道は日本海沿岸の大動脈」と早期の全通へ一丸となった"][/caption]

日本海沿岸東北自動車道の早期全線開通を求める新潟、庄内、秋田3地区期成同盟会は11月15日、沿線市町村促進大会を東京・平河町のホテルルポール麹町で開催した。

大会には、沿線市町村の代表ら約350人が集結。来賓は、塚田一郎国土交通副大臣、地元選出国会議員の細田健一、斎藤洋明、泉田裕彦衆院議員、大沼みずほ参院議員と国土交通省の池田豊人道路局長等らが参列した。

冒頭、丸山至坂田市長が「日本海沿岸の一体的発展に欠かせない大動脈の全線開通を早期に実現させよう」と開会あいさつ。続いて主催者あいさつに立った高橋邦芳村上市長が「日沿道は繋がってこそはじめて本来の効果を最大限に発揮できる。そのためにも道路関係予算総額の増額確保し、事業の着実な推進を」と決意を表明した。

来賓祝辞では、塚田副大臣が「1日も早い完成に向けて全力で取り組んでいる。一方老朽化対策が緊急を要しており、道路財源の安定確は不可欠である。したがって恒久的な道路財源確保に向けたご支援をお願いする」と出席者の協力を求めた。

意見発表では道の駅「ふたつい」の代表が「全線開通を期待し道の駅のグレードアップを図り、賑わいの創出による地域活性化を目指す」と抱負を述べ、さらなる事業推進を訴えた。

最後に皆川治鶴岡市長が大会決議案を朗読。日沿道の酒田みなと~遊佐、二ツ井白神~小繁、朝日温海道路、遊佐象潟道路、鷹巣西道路の建設促進等を骨子とする決議案が満場一致で採択された。

津谷永光北秋田市長の閉会の辞で大会は終了。その後、大会出席者らは国土交通省をはじめ政府関係省庁、政権与党等に要望活動を行った。

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