未供用箇所早期完成で災害対応、県北活性化を 西九州自動車道建設推進協議会総会

[caption id="attachment_6976" align="alignleft" width="300" caption="必要な道路関係予算の確保など、満場一致で採択"][/caption]

西九州自動車道建設推進協議会(会長=中村法道長崎県知事)は7月24日、ルークプラザホテル(長崎県長崎市)で、18年度総会を開催した。

平田研長崎県副知事や江口勝福岡県副知事、佐賀県と福岡市の協議会メンバーと、国土交通省九州地方整備局の関係者31人が出席した。平田副知事は「これまでの整備により、沿線地域において企業進出や観光客の増加などの効果が着実に現れている。先日、『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』がユネスコの世界文化遺産に登録され、県北地域の更なる観光活性化に大きな期待を寄せている。未供用箇所の1日も早い完成に向け、引き続き着実な整備をお願いしたい」と知事に代わって挨拶した。

決議では、一昨年の熊本地震、昨年の九州北部豪雨や今年発生した7月豪雨などで、改めて道路が果たす役割の重要性が再認識されたことなどから、西九州道の事業中区間の整備を一層促進すること、社会資本整備のための公共事業費を増額するとともに、地方創生推進のために必要な道路関係予算の所要額を確保することなどの骨子を含む決議を満場一致で採択した。

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