東北地整 老朽化対策強化で新組織 メンテナンスセンター設置

[caption id="attachment_13379" align="alignleft" width="300"] 開所式で看板かけ(東北地方整備局提供)[/caption]

東北地方整備局は1日、急速に老朽化する社会資本の対策を強化するため、点検データ等を活かし、より戦略的・効率的なメンテナンスを推進するための新組織「東北道路メンテナンスセンター」を宮城県多賀城市内の東北技術事務所に設置した。

11日に行われた開所式で、山本巧局長と石津健二センター長が看板かけを行った。山本局長は「整備局の現場力と技術力を発揮し、メンテナンスの司令塔となってほしい」と語り、石津センター長は「専門性の高い組織としてワンチームで取り組む」と決意を述べた。同センターは技術職5名、事務職3名計8名で業務にあたる。

同センターでは、直轄国道の橋梁等の健全性診断、修繕計画の策定・メンテナンスデータの管理などを担う。また、地方公共団体支援として、管理施設の直轄診断や修繕代行、職員を対象とした研修・講習会等の技術支援を行う。

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