熊本・鹿児島両県に大きな経済効果 特別措置拡充し地方創生推進 南九州西回り道建設促進協議会総会

[caption id="attachment_5015" align="alignleft" width="300" caption="「予算総額を拡充し重点配分が必要」と述べる三反園鹿児島県知事"][/caption]

熊本、鹿児島両県と市長村長らで構成する南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=三反園訓鹿児島県知事)は22日、鹿児島東急REIホテルで、17年度総会を開催した。

会長の三反園鹿児島県知事、渋谷俊彦出水市長、熊本県の西田弘志水俣市長ら関係者約50人が出席し、「道路整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律」の特別措置を18年度以降も継続するとともに、地方創生推進のため、特別措置を拡充すること、南九州西回り自動車道の早期完成などを求める17年度事業計画を承認した。

会長の三反園知事は「昨年の熊本地震のような大規模災害時の広域避難や物資の緊急輸送など大きな役割を担うとともに、両県に大きな経済効果をもたらす、まさに地方創生時代の象徴的な道路。整備を一層推進していくためには、道路関係予算総額を拡大した上で所要の事業費が重点配分されるよう強く求めていく必要がある」と力強く述べた。

今年度実施計画は、7、11月に国土交通省等への中央要望活動、10月九州地方整備局への要望活動、沿線市町長による中央要望活動は随時行い、11月に南九州西回り自動車道建設促進大会を開催する予定。

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