白鳥~飛騨清見間の4車線化 18年度までに一日も早く 岐阜県東海北陸道建設連絡協議会総会

[caption id="attachment_3743" align="alignleft" width="300" caption="総会で挨拶する古田会長(岐阜県知事)"][/caption]

岐阜県東海北陸自動車道建設連絡協議会(会長=古田肇岐阜県知事)は6月9日、同県議会第一会議室で16年度定期総会を開催し、会長の古田知事をはじめ、大野泰正参議院議員や沿線自治体首長、岐阜県議会議員ら関係者約90人が出席した。

古田会長は6月7日に東海北陸自動車道の飛騨清見IC以北をはじめ、全国4つの路線が付加車線設置の検証路線に選定されたことに触れ「いよいよ全線4車線化に向けて動き出すものと、大変期待しているとともに有り難く感じている。今後さらに北へ4車線化が進むように、また事業区間の18年度の開通が1日でも早く進むよう頑張っていく」と挨拶した。

東海北陸自動車道のおよそ6割は暫定2車線区間の対面通行であり、渋滞や交通事故が多発するなど、走行性や安全性の面で課題となっているほか、南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備えた機能強化の面からも、早期4車線化が必要となっている。

総会では、白鳥IC~飛騨清見IC間の4車線化を18年度までに整備すること、飛騨清見IC~小矢部砺波JCT間の4車線化の早期事業化など6項目を盛り込んだ決議案を満場一致で採択した。

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