福島県沖地震13日インフラ被害 常磐道 翌14日に緊急車両通行確保 赤羽国交相「17日に一般開放」

[caption id="attachment_10724" align="alignleft" width="300"] 15日、有識者が現場を視察した[/caption]

13日午後11時7分頃、福島沖を震源とする地震があり、宮城県蔵王町、福島県相馬市などで震度6強の強い揺れを観測した。震源の深さは55㌔、地震の規模はM7・3。福島沖ではその後も最大震度1~3、M3~5級の地震が相次いだ。
交通インフラの被害も報告され、東北新幹線では新白河~古川間で電柱が倒壊する等の設備被害のため、JR東日本は東北新幹線の那須塩原~盛岡間での運転見合わせを発表。全線運転再開は24日頃を見込む。
一方、高速道路では、常磐自動車道・相馬IC~新地IC間の暫定2車線区間で約70㍍にわたる大規模な土砂崩れが発生。通行止めとなった。NEXCO東日本では急ピッチで応急復旧作業を行い、15日にはのり面の安全性について有識者が現場を確認した。
15日の衆院予算委員会で常磐自動車道の状況について、赤羽一嘉国交相は「発災後19時間後の2月14日午後6時に片側1車線で緊急車両の通行を確保し、17日には一般開放できる予定となった」と説明。新幹線が止まる中、高速バスを増便して対応していく方針も語った。

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