舞鶴若狭道・福知山~綾部間 4車線化3月26日に

NEXCO西日本関西支社が今年度内の完成を目指して工事を進めていた舞鶴若狭自動車道・福知山IC~綾部IC間(延長10・2㌔)の4車線化工事が3月26日に完成する。これにより、中国自動車道の吉川JCTから舞鶴西ICまでの76・3㌔が4車線化になり、京阪神地域から丹後、若狭地域への利便性が大きく向上する。

4車線化されることで、片側2車線が被災した場合でも、反対側を対面通行にして早期に通行止めを解除できるなど、緊急輸送路としての機能が向上。中央分離帯の設置で安全性が高まる。

近年、自然災害の頻発化、激甚化が指摘されるが、18年に発生した大阪北部地震や7月豪雨の際は、周辺道路が通行止めとなる中、舞鶴若狭道が代替路として機能。今後さらに大規模災害時の代替路としての信頼性も高まり、防災面、安全面で地域に貢献するものと期待されている。

4月4日には、京都府綾部市で4車線化工事完成式の開催が予定されている。

パーマリンク