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豊田上郷スマートIC(下り)[/caption]
東名高速道路・豊田上郷スマートICの総利用台数が昨年12月、1000万台を突破した。NEXCO中日本と豊田市によると、平均利用台数は2025年度実績で1日当たり約7500台。トヨタ自動車の工場などが多く立地するなか、周辺の事業者需要を着実に取り込み、5年間で2倍以上の増加となっている。
中日本、豊田市が実施したヒアリングによると、周辺事業者からは豊田上郷スマートICの利用により「片道約10分短縮した」「少ないトラック数で輸送できた」等で、物流コストが約2割削減されたと回答。同スマートICから高度救命救急センターへの搬送時間が約9分短縮し、死亡リスクが低減したことも報告された。
21年3月に供用が開始された豊田上郷スマートICだが、そもそも04年にスマートICの本格導入に際して、初の社会実験が行われたのは、当時、上郷SAとされた同所。この実験成果を踏まえ、06年からスマートICの本格運用が始まった。
上郷SAはその後、スマートICの供用に合わせ豊田上郷SAと名称変更され、スマートIC名は豊田上郷スマートICとされた。開通式典では「初の社会実験が行われた、いわば全国スマートICの原点。デジタルトランスフォーメーションの先駆けとなる」と利活用に大きな期待が寄せられていた。


