道路関係予算確保し1万4000㌔整備を 全高速特別要望発言要旨


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政府の16年度予算編成が大詰めを迎える中、国高速道路建設協議会(会長=尾﨑正直高知県知事)は26日、高速道路建設推進議員連盟(会長=衛藤征士郎衆議院議員)との連名で、政府関係への特別要望を実施した。地方創生を支える基礎的インフラである高規格幹線道路網1万4000㌔の早期完成と暫定2車線区間の4車線化、スマートICの整備促進等を実現するため、尾﨑会長は道路関係予算の満額確保を菅義偉内閣官房長官等へ強力に要請。地方の思いを伝えた=発言要旨は2面掲載=


16年度予算の概算要求の中で、道路関係予算は「優先課題推進枠」4227億円を含め、国費ベースで1兆9254億円、事業費ベースで4兆450億円要求された。


全高速の総意であるミッシングリンク解消による高規格幹線道路網1万4000㌔の早期完成と暫定2車線区間の4車線化、スマートICの整備促進を実現するためには道路関係予算の満額確保は不可欠であり、政府が進める地方創生を実行に移すには「整備格差を無くし、競争条件を整えてほしい」など、遅滞ない高規格幹線道路のネットワーク化を求める声が強く寄せられていた。


こうした声を背景に、全高速では26日、特別要望を実施。①高規格幹線道路網1万4000㌔の早期整備②未事業化区間の早期事業化③暫定2車線区間の4車線化④スマートICの整備――等を骨子に、高速道路議連との連名でまとめられた要望書を携え、尾﨑会長は首相官邸、国土交通省、財務省を訪問した。


首相官邸では衛藤議連会長も参加し、菅義偉内閣官房長官と面談。尾﨑会長は「目標年次を明確にした上で、1万4000㌔の早期整備、未事業化区間の早期事業化を進めるため、所要予算の確保は欠かせない。スマートIC整備も含め、高速道路は地方創生にも資する」と述べ、全国で顕著に示されているストック効果の状況を説明。衛藤議連会長は「供用されている高速道路のうち、4割の4158㌔は暫定2車線となっている」として、早期4車線化を要請した。


菅官房長官は「暫定2車線区間の4車線化は何とかしなければならない。予算の満額確保の要望主旨は承った」と全高速要望に理解を示した。


国土交通省では道路担務の土井亨副大臣と面談した。


要望書を手交後、尾﨑会長は「高規格幹線道路のネットワーク化は地域住民の悲願。依然としてミッシングリンクが残されており、これらについて計画段階評価を速やかに実施してほしい」と要請。「全高速要望の項目は地方の総意であり、そのため予算の満額確保を」と訴えた。


土井副大臣は「地方創生、地方版総合戦略を実現するため、それを支える交通基盤は欠かせない。地方では高規格幹線道路であり、これが整ってこそ地域が活きる。今回の要望を踏まえ、しっかり取り組む」と約した。


また、財務省では中西祐介財務大臣政務官が「高規格幹線道路は地方を元気にする」と応じ、予算確保に尽力する旨を語った。

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