都内初の岩手県中央大会開催 財源確保へ一致団結 希望郷”いわて”道づくりへ気勢!

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岩手県と岩手県高規格幹線道路整備促進期成同盟会(会長=達増拓也岩手県知事)、岩手県道路整備促進期成同盟会(会長=上田東一花巻市長)は1日、東京・平河町の都道府県会館で都内初となる「岩手県道路整備促進中央大会」を開催した。

10月に発生した台風19号被害からの早期復旧と、復興・創生期間以降の公共事業費予算の確保、直轄国道等の整備推進、宮古盛岡横断道路の指定区間編入等を「これまで以上に県内市町村長一丸で訴えよう」と、岩手県から約120人が集結。大会名とスローガン〝希望郷いわてを支える道づくりに向けて〟を染め抜いたオリジナル手拭いを鉢巻きに、頑張ろう三唱で気勢を上げた。

達増知事は冒頭、来年度全通の見通しとなった復興道路・復興支援道路の整備に謝意を表すとともに、沿岸部を中心に被災した台風19号に触れ、道路ネットワークの重要性を強調。「計画的な道路の整備と戦略的な維持管理を両輪で進めて頂くよう国に強く訴えたい」と主催者挨拶した。

来賓挨拶では、鈴木俊一衆議院議員、木戸口英司参議院議員、横沢高徳参議院議員が相次いで登壇し、「財源確保の危機感が共有される大会になる」と初の中央大会に期待を寄せた。国土交通省の池田豊人道路局長も、「道路行政を担当している者として心強く感じる」と述べ達増知事の挨拶を受けて「路線整備と老朽化対策が両輪で動くように、しっかり取り組みたい」と語った。

「意見発表」には、上田市長、遠藤譲一久慈市長、山本賢一軽米町長、「地域の声」には陸中宮古青年会議所の志賀政信直前理事長がそれぞれの立場で道路整備の重要性を主張し、地元の課題を中央に届けた。

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