長野県沿線7市町村長の要望に 阿部知事「1日も早い全通を」

[caption id="attachment_11619" align="alignleft" width="300"] 阿部長野県知事にオンライン要望[/caption]

長野県の佐久市や南牧村、小海町など沿線自治体の首長7人は8月25日、中部横断自動車道の整備促進を図るため、阿部守一長野県知事に対しオンライン要望を行った。
参加したのは、栁田清二佐久市長と大村公之助南牧村長、黒澤弘小海町長、由井明彦川上村長、中島則保南相木村長、井出利秋北相木村長、佐々木勝佐久穂町長。

静岡県・山梨県・長野県を南北に繋ぐ中部横断自動車道約132㌔のうち、基本計画区間である長坂から八千穂間約34㌔は、昨年5月に事業化に向けて大きな一歩となる環境影響評価(方法書)手続きが完了し、現在、国が環境影響評価の現地調査を実施している。

要望では①基本計画区間である長坂から八千穂間のルート案を沿線自治体へ早期に示すこと②同区間を新直轄方式として無料の高速道路とすること③新直轄方式で整備済の八千穂高原IC~佐久小諸JCT間を今後も無料として継続することー以上3点について、関係機関に働きかけを求めた。
阿部知事は1点目の長坂から八千穂間について、「環境影響評価と都市計画決定の手続きは着実に進め、ルートは国に対し早期に掲示するよう求める」と述べ、2点目の整備方法は現在未定なので今回の要旨を共有し、国に求めるとした。3点目については、国から意見聴取があれば、「今までの経過も含め無料化を維持すべきだと伝えていく。中部横断道が1日も早く開通するよう取り組んでいく」と述べた。

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