関越道・寄居スマートIC(上)3月28日に全面開通 さらに企業進出促進期待

[caption id="attachment_10995" align="alignleft" width="300"] 小島深谷市長、花輪寄居町長、原田美里町長によるテープカット[/caption]

埼玉県深谷市、寄居町、美里町とNEXCO東日本関東支社が整備を進めていた、関越自動車道の寄居スマートIC上り線が3月28日午後3時に開通した。下り線は19年3月に先行開通しており、今回の開通により、上下線で利用可能になった。

供用開始に先立ち現地で開通式が行われ、小島進深谷市長、花輪利一郎寄居町長、原田信次美里町長が出席し、テープカットで開通を祝った。コロナ禍を考慮し、式典での挨拶は行わなかったが、原田美里町長は「念願の寄居スマートICが全面開通した。多くの関係者に感謝するとともに、今後さらに地域の発展と住みよい街づくりに努めていく」とコメントを発表した。

寄居スマートICは、花園ICから7・3㌔、本庄児玉ICから6・2㌔の寄居PAに接続し、ETC搭載の全車種が24時間利用できる一旦停止型のフルインター。全体事業費は約26・3億円。

寄居スマートIC周辺には既に多くの企業が進出しており、既存工場群からの物流効率化や企業進出促進が期待できる。また、交通利便性の向上と交通分散による幹線道路などの渋滞緩和や、災害発生時、周辺地域からの物資輸送や人命救助などにおいても大きく貢献する。

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