高速関係に財投1兆6700億円

国土交通省は13日、政府が年内に決定する20年度財政投融資計画に対し、1兆6371億円の要求を行った。同日閣議決定した19年度補正予算での財投追加額6123億円を合わせると、経済対策に基づく国交省関係の財投は2兆2494億円となる。

このうち高速道路関係では、日本高速道路保有・債務返済機構に20年度8600億円、19年度補正5500億円、計1兆4100億円を配分。各高速道路会社に20年度2600億円配分し、機構、会社分合わせて1兆6700億円の財政投融資資金を「成長力を強化する物流ネットワークの強化等のための高速道路の整備」に充てる。

国交省では、この財投を活用して、新名神の大津~城陽、八幡京田辺~高槻の6車線化、暫定2車線区間の4車線化など3兆円程度の事業を実施する方針だ。

パーマリンク