2月24日に開通 復興道路・気仙沼道路 気仙沼中央~気仙沼港間 気仙沼港と三陸沿岸道路が直結

[caption id="attachment_9325" align="alignleft" width="300" caption="テープカットとくす玉開披で開通を祝う"][/caption]

復興道路・三陸沿岸道路の気仙沼道路(延長9・0㌔)のうち、気仙沼中央IC~気仙沼港IC間(延長1・7㌔)が2月24日午後3時半に開通した。今回の開通により、気仙沼港と三陸沿岸道路が直結。時間短縮などによる物流効率化で地域産業のさらなる振興を支援する。さらに大規模災害時には、強靭で信頼性の高い道路ネットワークとなる。

開通に先立ち、午前11時30分から、気仙沼港IC(宮城県気仙沼市松崎)で開通式典が開催され、宮城県の佐野好昭副知事や菅原茂気仙沼市長など沿線の自治体首長、国土交通省の和田政宗大臣政務官、県選出国会議員や県議会・市議会議員など約350人が出席し、テープカットやくす玉開き、パレードをして開通を祝った。

主催者挨拶で、和田政務官は「三陸沿岸道路が気仙沼港に直結し、気仙沼漁港や水産業、赤岩港水産加工団地などへのアクセス性が向上し、地域産業の振興に大きく貢献するものと期待している。復興道路・復興支援道路については、復興・創生期間内、20年度までの全線開通を目指し、事業を推進していく」と述べた。

続いて佐野副知事は「沿岸地域はもとより県全体の復興を成し遂げるためには、三陸沿岸道路の早期整備が極めて重要。1日も早く全線が開通し、その効果が発揮されるよう、最大限支援していく」と村井嘉浩知事の挨拶を代読した。

県内の三陸沿岸道路で未開通区間は、気仙沼道路・気仙沼港IC~唐桑南IC間(延長7・3㌔)、歌津本吉道路・小泉海岸IC~本吉津谷IC間(延長2㌔)を残すのみで、いずれも20年度末の開通を予定している。

パーマリンク