2012年12月 全高速トピックスバックナンバー

中国地整第2回「尾道松江線リレーシンポジウム」を平成25年1月14日に開催2012年12月25日

国土交通省中国地方整備局は平成25年1月14日午後1時30分から、しまなみ交流館(テアトロシェルネ)市民ギャラリーホール(広島県・東御所町)で、中国横断自動車道尾道松江線の「第2回リレーシンポジウム」を開催する。参加費無料。

尾道松江線の開通に向け、その活用法や地域の期待、経済効果など、山陽と山陰を結ぶ高速道路としての幅広い可能性について考える機会として、3回に分けて開催。広島大学大学院社会科学研究科の戸田常一教授による基調講演「尾道松江線の開通による効果と備後地域の活性化」や、経済界などの関係者を交え公開討論会を行う。

申込み方法は、同局福山河川国道事務所HPから申込み用紙を入手し、FAX084(923)2517へ。メールでの申込みは、必要事項を明記し、平成25年1月9日までに、fukuyama@cgr.mlit.go.jpへ。

国道138号の渋滞解消へ東名・中央連絡道路建設促進期成同盟初のシンポジウムを開催2012年12月15日

静岡・山梨両県の国道138号沿いにある6市町村で構成されている東名・中央連絡道路建設促進期成同盟は11月27日、御殿場市内で、初のシンポジウムを開催した。

静岡県の若林洋平御殿場市長、込山正秀小山町長、山梨県の堀内茂富士吉田市長と関係者ら約150人が出席。冒頭、若林市長は「国道138号の渋滞を解消し地域活性化を図るためには、交通インフラの整備が重要。また、災害発生時の“命を繋ぐ道”として重要な道路であり、新たな代替路が整備されることは住民の安心に繋がる」と述べた。

基調講演で、国土交通省沼津河川国道事務所の大儀健一所長は、国道138号について富士・箱根・伊豆の広域観光を支える最重要路線であるとし、御殿場市水土野~仁杉区間の交通渋滞問題について説明した。計画では、国道138号のバイパスは、小山町の須走南IC~御殿場市のぐみ沢IC付近までの須走道路・御殿場バイパス(西区間)、総延長8.1㌔区間、設計速度時速80㌔。中央高速道と新東名高速道を直結し、須走IC~萩原交差点まで、現在より約26分短縮するなどの利点を説明。

この後、若林市長、大儀所長らは「交通インフラを活用した地域振興」をテーマに、パネルディスカッションを行った。

 

城島財務相に共同提言吉村山形県知事・堀井秋田県副知事2012年12月05日

山形県の吉村美栄子知事と秋田県の堀井啓一副知事は11月29日、城島光力財務大臣に面談し、日本海沿岸東北自動車道・遊佐~象潟間(延長約18㌔)の平成25年度新規事業化を求める共同提言を行った。

同区間は平成9年2月に基本計画決定となっている。今年7月には都市計画決定。県境区間の高速道路ネットワークが繋がっていないことから「高速道路の役割を十分に果たせない」と、8月と11月中旬には国交省にも合同要望を行っている。

城島大臣への要望では、「東北地方の持続的な復興を進め、我が国全体の成長力・競争力を強化し、災害に強い国土づくりを行うためにも日本海国土軸の形成は極めて重要」と、その要となる県境区間の新規事業化だけに的を絞った。

城島大臣は「国交省ともよく相談したい。要望はしっかりと受け止める」と話した。

同道では現在、山形~新潟県境区間となる温海~朝日間が都市計画決定の手続きに入り、新規事業化が待たれている。

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