2013年 利益増進事業一覧

12月22日「蒲生スマートIC]が開通名神・八日市~竜王間2013年12月22日

滋賀県とNEXCO西日本が整備を進めていた県内2番目となる名神高速道路の「蒲生スマートIC」(同県東近江市木村町)が昨年12月22日正午に開通し、現地で開通式典が行われた。

式典には、嘉田由紀子滋賀県知事や同スマートIC建設促進期成同盟会会長の小椋正清東近江市長、地元自治体の首長や建設関係者ら約110人が出席し、テープカットで開通を祝った。

嘉田知事は「「八日市、竜王、蒲生と3カ所のICがリンクすることで交通量が増加し、地元商業施設などのにぎわいにもつながっていく」と述べ、小椋市長は「市の新たな玄関口として、大きな効果があると考えている。企業誘致や地域のにぎわい創出に取り組みたい」と述べた。

「蒲生スマートIC」は、名神高速道路・八日市IC~竜王IC間12.7㌔の中間地点に設置され、24時間、全車種通行可能。総事業費22億円のうち県が2億円を負担した。三井アウトレットパークや造成中の滋賀竜王工業団地に近い竜王ICへの交通の集中緩和にも役立つとされ、1日約2700台の利用が見込まれている。

平成26年度以降の割引見直し生活対策、観光振興、物流対策の3つに再編2013年12月20日

20日に決定した高速道路料金の基本方針では、NEXCOで実施されている割引制度の見直しも示された。平成20年の緊急経済対策として導入された利便増進事業の原資が今年度中に無くなり、26年度以降の割引をどうするかは喫緊の課題となっていた。

割引の見直しにあたっては、国土幹線道路部会の中間答申を踏まえ、重複や無駄のない制度となるよう、生活対策、観光振興、物流対策の3つに再編。生活対策では、通勤割引を多頻度利用する車を対象に見直し、マイレージ割引は最大割引率9・1%に見直す。

観光振興では、休日割引の割引率を3割として継続(激変緩和措置/平成26年6月末まで5割継続)。物流対策では、大口・多頻度割引を最大割引率40%に拡充(同/27年3月末まで50%に拡充)する。深夜割引については、一般道路の沿道環境を改善するため、割引を3割として継続する。

NEXCO3社では基本方針をもとに、詳細な料金制度を今年度中に国に申請する予定。

同日の会見で、太田国交相は「利用者に対して十分な説明が必要。パブコメも含め、高速会社とともに周知徹底を図っていく」と語った。

関越自動車道 高崎玉村スマートICが来年2月22日(土)15時にオープン/NEXCO東日本2013年12月17日

関越自動車道 高崎玉村スマートICが来年2月22日(土)15時にオープンします(関東支社)[NEXCO東日本]

NEXCO3社が都市間高速道路割引検討会~利便後の新案に向けて~太田国交相「今月中に提出を」と要請2013年11月19日

NEXCO東日本、中日本、西日本では、利便増進計画による料金割引が終了した後の新しい料金割引(案)について、社会資本整備審議会道路分科会・国土幹線道路部会(寺島実郎部会長)の中間答申を踏まえ検討を進めている。19日には、外部有識者を交え、「都市間高速道路料金割引検討会」を行った。

検討会の委員長は杉山雅洋早大名誉教授が務め、25年度の割引で高速道路会社が負担している5000億円分のメニュー等について検討が加えられた。

検討会の内容について報告を受けた太田昭宏国交相は22日の記者会見で、高速各社に対して既存の割引メニューにも例外なく踏み込んで検討すること、経営努力を最大限反映させること、2点を事務方に指示したことを明かした上で「今月中を目途に高速道路会社の料金割引案を提出していただきたい」と要請した。

本年度で料金割引に充てる利便増進事業費が無くなることから、高速会社負担で実施している割引を絞り込むことで負担軽減を図り、その分を新たな割引原資に振り返ること等も検討されている模様。割安感が薄れている平日昼間3割引きは廃止の方向で検討されている。

名神・八日市~竜王間「蒲生スマートIC」12月22日に開通2013年11月05日

滋賀県とNEXCO西日本は10月29日、名神高速道路「蒲生スマートIC」(滋賀県東近江市木村町)が12月22日正午に開通すると発表した。開通式の詳細は決まり次第発表。

「蒲生スマートIC」は、名神高速道路・八日市IC~竜王IC間(延長12.7㌔)で、八日市ICから6.4㌔、竜王ICから6.3㌔地点とほぼ中間地点に設置され、高速道路が利用しやすくなる。

平成21年6月に国土交通大臣から連結許可を受け、平成23年11月から工事着手。総事業費は約22億円で滋賀県とNEXCO西日本が主体となって整備を進めていた。

同スマートICは、ETC搭載の全車種が24時間、全方向利用可能(名古屋方面・大阪方面)。

開通により、製造品出荷額で、大津・南部地域に次いで県内第2位を誇る東近江地域における、物流の効率化や新たな工場立地等の更なる産業活性化や、周辺の観光資源を生かした観光振興等の整備効果が期待される。

名神高速道路・大津IC~同スマートIC間(延長33.4㌔)の通常通行料金は、普通車1000円、大型車1600円。

名神「湖東三山スマートIC」10月21日に開通滋賀県内で初めて誘致から38年間で悲願達成2013年11月05日

名神高速道路・彦根IC~八日市IC間(延長約21.3㌔)に、滋賀県内初のスマートICとして整備されていた「湖東三山スマートIC」が10月21日午後4時に開通した。開通と同時に接続する同区間・秦荘PAの名称も湖東三山に改称。

当日、同ICで行われた開通式には、嘉田由紀子滋賀県知事や地元自治体の首長、関係者ら約150人が出席し、テープカット等で開通を祝った。

嘉田知事は「湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)が紅葉のシーズンを迎える直前のタイムリーな開通。県全体の発展につながる」と挨拶。同IC建設促進同盟会会長の村西俊雄愛荘町長は「誘致活動から38年間の悲願が達成された。地元住民の利便性向上、産業振興や観光客誘致に加え、地域防災や救急医療などへの貢献も期待できる」と意義を主張した。

同スマートIC(滋賀県愛荘町松尾寺)は、平成21年12月に工事着手。NEXCO中日本と滋賀県が、総事業費19億円で整備を進めていた。1日約2300台の利用が見込まれる。

「宮島スマートインターチェンジ」の大型車・24時間対応について /NEXCO西日本2013年10月31日

「宮島スマートインターチェンジ」の大型車・24時間対応について [NEXCO西日本]

山陽道・宮島スマートIC10月31日から大型車通行可に2013年10月31日

山陽自動車道の宮島スマートICは、アクセス道路整備の完了に伴い、10月31日15時から大型車・24時間対応として運用開始となった。

宮島スマートICは平成21年3月31日に社会実験終了後、同年4月より本格導入。直近の交通量を見ると、約8万8800台/月(平成25年9月)となっている。周辺道路が狭かったため車種を限定して運用されていたが、これにより大型車(車長12㍍以下)の通行が可能となる。

蒲生スマートICの開通について /NEXCO西日本2013年10月29日

蒲生スマートICの開通について [NEXCO西日本]

栃木県と県内の13市町「スマートIC・追加IC整備促進協議会」を設立2013年10月28日

栃木県と県内13市町は10月28日、県内高速道路のスマートICの整備促進を図るため「栃木県スマートIC・追加IC整備促進協議会」を設立した。

同日開かれた設立総会には、福田富一栃木県知事や佐藤栄一宇都宮市長、鈴木俊美栃木市長など13市町の首長や担当者らが出席。初代会長に福田知事、副会長は佐藤市長が選任された。

県内には既に東北自動車道の那須高原SA、上河内SA、佐野SAの3カ所にスマートICが設置されているが、IC間の距離が長いままの区間も多く、矢板~西那須野間や、栃木~鹿沼間はともに19㌔と国内平均約10㌔の2倍近い。

また、スマートIC整備予算が逼迫し、NEXCO東日本が高速道路利便増進事業計画における整備目標箇所数を縮小するなど、整備上の課題が顕在化している。このため、引き続き円滑なスマートIC整備が図られるよう、関係機関に対して制度の維持・拡充を求めていく方針。

現在、東北道の栃木市都賀西方PA、宇都宮市大谷地区、矢板市矢板地区、北関東道の壬生町壬生PAの4カ所で各市町が勉強会を設立し、整備に向けた検討を進めている。

東関東道・谷津船橋IC開通湾岸地域の利便性向上に大きく寄与2013年09月20日

千葉県とNEXCO東日本が、地域活性化ICとして事業を進めてきた東関東自動車道「谷津船橋IC」が9月20日午後3時に開通した。

「谷津船橋IC」(千葉県習志野市谷津地先)は、湾岸市川ICから湾岸習志野IC方面4.5㌔の地点に設置され、国道357号及び県道千葉船橋海浜線に接続する。上り線は東京方面への入口のみ。下り線は千葉方面への出口のみのハーフIC。平成18年9月21日連結許可され平成21年に着工。総事業費は99億円。

午前10時から習志野市秋津で行われた開通式典には髙橋渡千葉県副知事や松戸徹船橋市長、宮本泰介習志野市長ら80人が出席。髙橋副知事は「船橋、習志野市域の交通の円滑化が図られ湾岸地域の活性化や利便性の向上に大きく資するものと期待している」と挨拶。続いて同ICで開通セレモニーが行われ、テープカットやくす玉割りで開通を祝った。湾岸市川IC~谷津船橋IC間の普通車の通行料金は350円、大型車450円。

東関東道谷津船橋IC営業開始セレモニー/NEXCO東日本2013年09月13日

東関東道谷津船橋IC営業開始セレモニーについて[NEXCO東日本]

名神・湖東三山スマートIC10月21日午後4時から営業開始2013年09月05日

NEXCO中日本名古屋支社は、滋賀県とともにスマートICとして整備を進めていた名神高速道路・湖東三山(ことうさんざん)スマートICの営業を10月21日午後4時から開始する。また、この開通と同時に、PAの名称が秦荘PAから湖東三山PAに変更になる。

彦根IC~八日市IC間は、名神高速道路で最長の21.3㌔だったが、湖東三山スマートICの開通で、彦根IC~同スマートIC間が11.2㌔、八日市IC~同スマートIC間が10.1㌔になる。

湖東三山スマートIC(滋賀県愛知郡愛荘町)は、24時間利用可能で、全方向利用可能(名古屋方面、大阪方面)。

平成21年3月3日に地区協議会を設立し、同年6月30日連結許可、同年12月25日工事着手。総事業費は約19億円で、このうち滋賀県が約5億円、NEXCO中日本が3億円、高速道路機構が11億円負担。

名神高速道路と並行する国道307号沿線に形成されている工業団地への企業立地による地域産業の活性化、湖東三山(西明寺、金剛輪寺、百済寺)等の多くの観光資源を生かした観光振興、通勤時間の短縮や周辺道路の交通円滑化等、様々な整備効果が期待される。

東関東自動車道・谷津船橋IC(地活インターチェンジ)9月20日午後3時開通2013年08月30日

千葉県とNEXCO東日本関東支社が地域活性化ICとして事業を進めていた東関東自動車道・谷津船橋ICが9月20日午後3時から開通する。

谷津船橋IC(千葉県習志野市谷津地先)は、東京方面からの出口(下り)及び東京方面への入口(上り)のみ利用可能。

湾岸市川IC~湾岸習志野IC方面4.5㌔の地点に位置し、国道357号及び県道千葉船橋海浜線に接続する。平成18年に工事着手し、交通量が10万台/日を超える同道の地下をトンネル形式で横断する等の難工事を克服し開通を迎える。

開通により、周辺地域の利便性の向上が図られ、産業競争力を高め、地域活性化が期待される。また、船橋・習志野市域の国道357号等の交通が同道に変換されることで、交通混雑の緩和が図られ、地域環境の改善に寄与する。

湾岸市川IC~谷津船橋ICまでの通常通行料金は、普通車350円、大型車450円。ETC時間帯割引等も可能。

10月21日から名神高速道路 湖東三山スマートICがご利用いただけます。~名称も「秦荘PA」から「湖東三山PA」に変更~/NEXCO中日本2013年08月27日

10月21日から名神高速道路 湖東三山スマートICがご利用いただけます。~名称も「秦荘PA」から「湖東三山PA」に変更~[NEXCO中日本]

「新潟県スマート・追加IC整備促進協議会」を設置全国で20カ所目国への訴え強化2013年08月13日

新潟県道路整備協会(佐藤邦義田上町長)は7月26日、会内に「新潟県スマート・追加IC整備促進協議会」を設置。高速道路利用者の利便性の向上、救急医療の充実、防災支援、産業の活性化などに寄与するスマート・追加ICの設置を国に強く求めて行くことを決めた。会長は佐藤町長が兼務する。同様の促進協議会は新潟県が全国で20カ所目。

新潟県のスマートICは現在、北陸道・黒埼、関越道・大和、上信越道・新井、北陸道・大潟など8ヵ所が開通済み。昨春連結許可が出た北陸道・新潟東、長岡北の2ヵ所が事業中。地域活性化ICは日本海東北道の神林岩船港、村上山辺里、朝日三面が開通済みとなっている。

東関東道谷津船橋インターチェンジが開通/NEXCO東日本2013年08月06日

東関東道谷津船橋インターチェンジが開通します!(関東支社)[NEXCO東日本]

道央道「新千歳空港IC]8月3日午後3時に開通~式典・セレモニーで祝う~2013年08月03日

北海道とNEXCO東日本北海道支社が、地域活性化ICとして共同で事業を進めてきた、道央自動車道の「新千歳空港IC」が8月3日午後3時に開通し、同日午前、千歳市立泉沢小学校で開通式典、同ICでセレモニーが行われた。

開通式典には、地元の自治体関係者ら約110人が参加し、テープカットや車両の通り初めなどで開通を祝った。北海道の高井修副知事は「ICの開通が利便性向上と北海道経済のより一層の活性化につながっていくことを期待している」と挨拶した。開通直後、待ちわびた車両や観光バスなどが続々と流れ込んだ。

「新千歳空港IC」は、北海道の空の玄関口“新千歳空港”へのアクセス向上を目的に、総事業費36億円で、北海道が26億円、NEXCO東日本が10億円を負担し整備された。同ICは、千歳ICから南へ4㌔、苫小牧東ICの北8㌔に位置し、札幌方面から新千歳空港への所要時間は、これまでの千歳ICを利用する場合と比べ、約4分短縮される。

通常通行料金は、札幌南ICからは普通車950円、室蘭ICからは普通車2250円。

この開通に先立ち7月18日、同ICで千歳市立泉沢小学校の生徒らによる花植えと現地公開や、7月27日~8月4日まで、新千歳空港ターミナルビル2Fで、開通記念イベント「FINEDRIVEHOKKAIDO」が開催される等、様々な開通記念イベントが催された。

関越自動車道坂戸西スマートIC8月25日午後3時開通2013年07月05日

NEXCO東日本と埼玉県坂戸市が事業を進めていた関越自動車道・坂戸西スマートIC(埼玉県坂戸市入西地区)が、8月25日午後3時にいよいよ開通する。

坂戸西スマートICの設置場所は、鶴ヶ島IC~東松山IC間で、鶴ヶ島ICから約2.9㌔、東松山ICから約6.9㌔地点。

本線直結型で、東京方面(上り)・新潟方面(下り)がともに乗り降りできる一旦停止型のフルICで、ETC車全ての車種が利用でき、24時間通行可能。

  開通により、関越自動車道のアクセスが分散され、鶴ヶ島ICを利用する車両によって生じる国道407号や主要地方道川越坂戸毛呂山線等の幹線道路の渋滞緩和や、地域の交通利便性の向上が期待される。

  また、日高市や毛呂山町などの医療機関へのアクセス向上、災害時の緊急車両の高速性の確保が図られ、市民生活の安心・安全の確保や、広域的なアクセス性が飛躍的に向上することから、周辺市町の活性化等の整備効果が大いに期待される。

6月21日に(仮称)養老SAスマートインターチェンジ 連結許可書の伝達を行いました/国土交通省2013年06月26日

6月21日に(仮称)養老SAスマートインターチェンジ 連結許可書の伝達を行いました![国土交通省]

関越自動車道 坂戸西スマートIC8月25日(日)15時 いよいよオープン!/NEXCO東日本2013年06月26日

関越自動車道 坂戸西スマートIC8月25日(日)15時 いよいよオープン![NEXCO東日本]

名神高速道路「安八スマートインターチェンジ※」連結許可書伝達式を開催/国土交通省2013年06月17日

名神高速道路「安八スマートインターチェンジ※」連結許可書伝達式を開催します〔国土交通省〕

スマートインターチェンジ連結許可伝達式を実施/国土交通省2013年06月13日

 スマートインターチェンジ連結許可伝達式を実施しました[国土交通省]

長野県スマート協設立2013年06月11日

長野県と県内関係市町村は11日、スマート・追加インターチェンジの整備促進や財源確保等を国に働きかけていくため「長野県スマート・追加IC整備促進協議会」(会長=阿部守一長野県知事)を設立した。

構成員は、阿部知事をはじめ、副会長に白鳥孝伊那市長、鷲澤正一長野市長、今井竜五岡谷市長、牧野光朗飯田市長等10人。

県内では現在、スマートICが4カ所、地域活性化ICが2カ所供用され、産業や観光等地域の活性化、渋滞緩和等に寄与しているが、さらに複数の自治体でICの新設や運用改善が検討されている。このようなことから、関係市町村が結束し、情報交換しつつ、スマートICの整備促進と財源確保や制度の恒久化、採択要件の緩和等を国へ働きかけていく。

スマート35、追加9カ所11日にIC追加設置認可2013年06月11日

国土交通省は11日、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)などから出入り可能な出入り可能なスマートICとして新たに35カ所の設置を許可した。順次、整備に着手する。また、同日付で直轄管理区間の高速道路に整備する追加IC9カ所の設置も許可した。

全国高速道路建設協議会では3月5日、スマート・追加ICの整備促進について太田昭宏国土交通大臣に対して緊急提言を実施。これを受け、太田国交相は「早速取り組む」としてスマートICの実施計画書の受付開始を確約。翌6日に受付を開始し、今回の許可に至った。

●スマートインターチェンジ設置一覧PDF

●追加インターチェンジ(無料区間)一覧PDF

道央道・新千歳空港IC8月3日開通へ道内2カ所目の「地域活性化IC」2013年05月15日

北海道とNEXCO東日本北海道支社が地域活性化ICとして整備を進めていた道央自動車道の新千歳空港ICが、8月3日午後3時に開通する。開通日については、8月4日に航空自衛隊の航空ショーが行われることから、渋滞解消のために関係機関と調整の上、この日に設定。開通式典は、千歳市と北海道高速道路建設促進期成会と共催で開催する方向で調整中。

新千歳空港IC(北海道千歳市平和)は、苫小牧東ICから千歳IC方面へ7.9㌔、千歳ICから苫小牧東IC方面へ4㌔の地点に位置し、連結予定路線は、道央自動車道と道道新千歳空港インター線。平成21年6月連結許可、NEXCO東日本に工事を一部委託して翌年6月から工事着手。事業費は、IC本体を北海道が、加減速車線・高速道路本線付属物等は同社がそれぞれ費用を負担し、総事業費は約36億円となる見込み。

この開通を機に、北海道の「空の玄関口」である新千歳空港への円滑性や定時制の確保、空港利用者の利便性向上、航空貨物運搬の効率化等の効率化が図られる。また、道内の地域活性や観光振興の推進に寄与することを期待。計画交通量は、利用台数約4千台/日と想定している。

北海道は今後、「北海道追加IC整備促進協議会」の場を活用するなど、要望のある地元市町村と連携し、追加ICの地域要望を国等に対し、取り組んでいく方針。

「スマート・追加IC整備促進協議会」立ち上げ相次ぐ~5月25日現在1道17県に~2013年05月14日

利便増進事業費の枯渇を受け、スマートICの整備促進を求める自治体が事業の存続を訴え、相次いで「スマート・追加IC整備促進協議会」を立ち上げている。今月中旬、山形県と沖縄県で設立され、全国18カ所となるなど、その動きが活発化している。

14日、沖縄県では道路整備促進期成同盟会沖縄県地方連絡協議会(会長=松本哲治浦添市長)が総会で、会内に「沖縄県スマート・追加IC整備促進協議会」を設置することを満場一致で決定。今後、沖縄自動車道と県道浦添西原線にスマートICの誘致を図る方針。

 

 

翌15日には山形県が「山形県道路整備促進協議会」(会長=土田正剛東根市長)の総会で会内に「山形県スマート・追加IC整備促進部会」を設置した。

5月25日現在、スマートIC・地域活性化IC関連の整備を進める団体を立ち上げている都道府県は、北海道、青森、岩手、秋田、山形、茨城、群馬、神奈川、富山、石川、福井、山梨、岐阜、静岡、滋賀、兵庫、宮崎、沖縄の1道17県。7月には新潟県内にも設立が予定されている他、宮城、長野、島根、大分、鹿児島なども年度内の設立を目指している。

 

梶山国交副大臣と面談早期整備訴え要望活動/静岡県スマートIC協議会2013年05月08日

平成25年度予算成立が大詰めを迎える中、静岡県スマートIC協議会(会長=川勝平太静岡県知事)は8日、県内スマートICの早期整備を訴えるため、要望活動を実施した。

川勝知事ら要望団は国交省を訪問し、梶山国土交通副大臣と面談。川勝知事は「県内の高速道路のIC間隔は約12㌔と全国平均より長く、更なる利便性向上が望まれる。災害時における防災拠点へのアクセス向上のためにも、地域産業の活性化や観光振興のためにも出入口を増やす政策は重要であり、スマートICの整備促進が不可欠」と訴え、実施計画書を提出している新東名・小山スマートICなど6カ所の早期の連結許可、IC周辺交通環境の整備に必要な社会資本整備総合交付金の確保等を要請した。

梶山副大臣は「実施計画書が出されているものについては確実に行いたい」と確約。今後については「近くスマートICの整備に充てる利便増進事業費が無くなる。その後の対応については現在、料金割引等を審議している国土幹線道路部会の審議を見ながら検討していきたい」と述べ、理解を求めた。

その後、前川道路局長へ要望。前川局長は要望主旨に理解を示し、「用地取得が済めば早期に整備したい」と語った。

新東名・駿河湾沼津SAスマートIC連結許可/栗原沼津市長が要望活動2013年04月15日

静岡県沼津市の栗原裕康市長は15日、勝俣孝明衆議院議員、岩井茂樹参院議員とともに、赤澤亮生国土交通大臣政務官を訪ね、新東名駿河湾沼津SAに設置するスマートICの要望を行った。今年1月8日にも同様の要望を太田昭宏大臣に対して行っている栗原市長。駿河湾沼津SAにはヘリポートが整備されているほか、防災用品の備蓄もあることから、防災・減災の観点からも同SAの活用に大きな期待を寄せている。近く見込まれている連結許可に向けて「28年度までには整備を終えたい。間違いなく(連結許可を)頂きたい」と強く念を押した格好だ。

対応した赤澤政務官は、「太田大臣も前向きであるし、ほぼ間違いないでしょう。関係の先生方にも同行頂き、地元の熱意も十分伝わっている」と述べた。

栗原市長は、事業化されていない東駿河湾環状道路についても説明し、浸水想定を危惧する赤澤政務官に「大きな津波は心配ないと思いますが、液状化が懸念されている」と説明。地図を見ながら真摯に耳を傾けていた赤澤政務官は「水は昔の災害を覚えている。安政の時代のように短期間に大きな災害が複数来る可能性もある。正しく恐れて正しく手を打つよう、中央防災会議の3月の被害想定をよく分析してほしい」と求めた。

 

東関東道・佐倉~富里間の酒々井ICが4月10日開通盛大にセレモニーを開催2013年04月10日

千葉県とNEXCO東日本が、地域活性化ICとして事業を進めてきた東関東自動車道・酒々井ICが4月10日午後3時に開通した。

酒々井IC設置促進期成同盟会(会長=小坂泰久酒々井町長)は、午前10時から酒々井町中央公民館(千葉県印旛郡酒々井町)で開通式典、酒々井IC料金所前で、開通セレモニーを開通式典が開催。

式典には、森田健作千葉県知事をはじめ、国土交通省、地元選出国会議員や小坂町長等、関係者ら約64人が出席。

森田知事は、4月27日に圏央道の東金~木更津東間が開通することにふれ「県内各地と首都圏との連携がさらに強まり、観光振興や企業立地の促進などの取り組みが強化される」と期待を述べた。

本線上に移動した関係者らは、テープカット、くす玉割り、マスコットキャラクターのチーバくんらと記念撮影し、酒々井IC~富里IC間で祝賀パレードを行った。

酒々井IC(千葉県印旛郡酒々井町尾上地先)は、佐倉IC~富里IC間に位置し、新たな道路ネットワーク構築により、佐倉ICや富里IC周辺の混雑緩和が期待される。その他、利便性や空港などへのアクセス性向上で、企業の進出が促進される。

なお、同IC~新空港IC間の通常通行料金は、普通車500円、大型車750円(ETC時間帯割引、その他割引適用可)。

また、4月19日には同IC近くに大型商業施設「酒々井プレミアム・アウトレット」がオープン。成田空港から車で約10分という好立地で、地元の地域活性化に大きな起爆剤になると、期待がかかる。

富山県スマート・追加IC等整備促進部会3月28日発足2013年03月28日

富山県は3月28日、東海北陸自動車道の早期4車線化と高速道路の利便増進に向けて「富山県スマート・追加IC等整備促進部会」を設立した。

富山県民会館で行われた設立部会には、会員15市町村の代表ら約20人が出席。初代会長に、田中幹夫南砺市長、副会長には、夏野修砺波市長が選任された。

田中会長は「事業中の2つのスマートICの早期完成を目指すとともに、東海北陸自動車道の早期4車線化と高速道路の利便増進についても今後要望してまいりたい」と挨拶した。

県内で供用中のスマートICは、北陸自動車道の入善PAと流杉PAの2カ所。また、現在事業中のスマートICは、北陸自動車道の高岡砺波スマートICと、東海北陸自動車道の南砺スマートICの2カ所となっている。

今後、部会では、北陸自動車道、東海北陸自動車道及び、能越自動車道へのスマートIC・追加ICの整備促進や高規格幹線道路の利便増進のため、調査、情報収集、広報活動の他、国や政府機関に対し、要望していく方針。

東関東道・佐倉~富里間に地活インター酒々井IC4月10日開通成田空港等へのアクセス強化2013年02月25日

千葉県とNEXCO東日本関東支社が、地域活性化インターチェンジとして共同で整備を進めていた東関東自動車道・酒々井ICが4月10日午後3時に開通する。開通式典開催については現在未定。

酒々井IC(千葉県印旛郡酒々井町尾上地先)は、佐倉IC~富里IC間に整備され、佐倉ICから富里IC方面7㌔地点に設置。

開通により、成田国際空港や物流拠点等へのアクセス強化が図られ、地域産業の活性化が期待される。さらに、周辺道路の交通混雑の緩和を図るとともに、地域住民の利便性の向上に寄与する。

また、現在整備中の酒々井南部土地区画整理地内への企業誘致の促進と、雇用の創出に期待がかかる。

通常通行料金は、富里ICまで普通車250円、大型車300円。湾岸市川ICまで普通車1300円、大型車2050円。なお、ETC時間帯割引等の適用可能。

東海環状道土岐JCT~可児御嵩間五斗蒔スマートIC2月28日開通式典開催2013年02月05日

NEXCO中日本名古屋支社は28日午前11時から、東海環状自動車道・五斗蒔スマートIC(岐阜県土岐市)の営業を開始する。なお、当日午前10時から、開通式典(土岐市主催)が開催される。

同社名古屋支社は、「五斗蒔スマートIC地区協議会」で検討を進め、平成23年1月24日に土岐市が連結許可を国交省に申請し、平成23年3月1日に連結許可され、整備を進めていた。

同スマートICは、土岐JCT~可児御嵩IC間に位置し、上下線で出入り可能。一般道から進入した場合、五斗蒔PAの利用はできない。

開通により、地域活性化の支援、通勤時間の短縮や周辺道路の交通円滑化、災害時の代替機能、地域医療への貢献等様々な効果が期待される。

通常通行料金は、同道・せと赤津ICまで、普通車650円、大型車1100円。【写真=五斗蒔スマートIC内回り現況】

東海環状道五斗蒔スマートICが2月28日(木)から開通/NEXCO中日本2013年01月30日

東海環状道五斗蒔スマートICが2月28日(木)からご利用いただけます[NEXCO中日本]

東関東自動車道 酒々井(しすい)インターチェンジが開通/NEXCO東日本2013年01月29日

東関東自動車道 酒々井(しすい)インターチェンジが開通します!(関東支社)[NEXCO東日本]

群馬県と県内15市町村「群馬県スマート・追加IC整備促進協議会」を設立2013年01月29日

群馬県と県内15市町村は1月29日、県内の高速道路へスマートICの整備促進を図る「群馬県スマート・追加IC整備促進協議会」(会長=大澤正明同県知事)を設立した。

県庁で行われた設立会議には、大澤知事をはじめ、副会長の山本龍前橋市長や清水聖義太田市長ら15市町村の首長と担当者が出席。

協議会は①道路関係予算の十分な総額を確保②地域が必要とするスマートIC整備を推進できるよう、要件の柔軟な運用と十分な予算を確保③スマートICへの取付道路等の整備を推進できるよう、社会資本整備総合交付金を増額し配分する等を骨子とする要望書を採択した。

現在、県内には関越道の駒寄スマートICと、北関東道の波志江スマートICの2カ所が供用中。関越道の高崎・玉村スマートICは、平成25年供用予定。この他、北関東道・太田スマートIC、上信越道・甘楽スマートIC、同道・横川スマートICの3カ所の設置を目指し、今後、国へ要望していく。

会長の大澤知事は「県としてはスマートICの整備や拡充が、地域活性化や観光振興等に大きく寄与するものと確信している。しっかり議論し必要性を訴えて参りたい」と述べた。

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