2012年7月 全高速トピックスバックナンバー

整備促進に県民の総力を結集「高速道路整備促進秋田大会」/県と秋田日沿道早期建設期成同盟会2012年07月30日

秋田県(佐竹敬久知事)と秋田日本海沿岸東北自動車道早期建設期成同盟会(会長=渡邉靖彦県商工会議所連合会会長)は7月30日、秋田市のホテルで「高速道路整備促進秋田大会」を開催した。

地元選出国会議員、県議会議員、沿線市町村長ら約200人が出席。はじめに「高速道路整備に関する意見交換会」を行い、同県建設部から、高速道路の整備効果についての情報提供や、参加者との意見交換が行われた。

佐竹知事は、計画段階評価が終わった日沿道・遊佐~象潟間(17㌔)が、27日の県都市計画審議会で都市計画決定され事業化へ前進したこと等を紹介。「本県の一層の発展に向け、整備促進に県民の総力を結集して取り組む」と述べた。渡邉会長は「高速道路は全線供用され、ネットワークが構築されてこそ役割を果たせる。力を合わせ必要性を訴えよう」と述べた。

大館北~小坂間の建設促進と早期完成、二ツ井白神~あきた北空港間の鷹巣西道路の早期整備、東北道・雄勝こまち~昭和間を早期に計画段階評価箇所に位置づける等、日沿道と東北中央道の全線開通に向けた決議を、満場一致で採択した。

太陽光発電設備の運用開始について/JB本四高速道路2012年07月26日

太陽光発電設備の運用開始について[JB本四高速道路]

「圏央道・新東名等整備促進大会」を合同で開催/神奈川県の建設促進3団体2012年07月26日

神奈川県の黒岩祐治知事が会長を務める、首都圏中央連絡道路建設促進期成同盟会、新東名高速道路建設促進期成同盟会、神奈川東部地区高速道路網整備促進協議会の3団体と、関東国道協会神奈川県地区協議会(会長=小林常良厚木市長)は7月26日、神奈川県横浜市内で「圏央道・新東名等整備促進大会」を合同で開催した。

県内首長や民間団体の長など約130人が出席した会の冒頭、黒岩会長は「神奈川県という船は沈む直前にあるが、この船を動かして荒波から脱するために一番大事なことは、経済のエンジンを回して行くこと。そのために、つながるべき道路がつながっていない状況は非常に大きな問題。今後10年が県内の道路整備にとって最も重要な時期である」と挨拶した。

この日、各団体は連名で、「さがみ縦貫道路(平成26年度全通目標)の可能な限りの早期整備」、「事業中の海老名から静岡県境までの区間の早期整備」などを決議。大会後、国会議員や国土交通省などに決議内容の実行を要望した。

整備推進を求め中央要望/南九州西回り自動車道建設促進協議会・他鹿児島・熊本の関係5団体2012年07月26日

南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=伊藤祐一郎鹿児島県知事)をはじめとする鹿児島県・熊本県の関係5団体は7月26日、同自動車道の整備推進を求めるため、中央要望を実施。吉田治国土交通副大臣や民主党陳情要請対応本部の宮島大典副幹事長らと要望書を手交した。

同道期成会の渋谷俊彦出水市長、両県の首長、議会議長、県選出国会議員らと約30人が参加。

国土交通省の吉田副大臣と面談した渋谷出水市長は、未事業化区間の阿久根市~薩摩川内市間の事業化に向け、環境アセスメント・都市計画決定に向けた手続きを推進し、早期事業化を図ること▽事業費を確保し、産業振興に寄与し、災害時などの代替路としても重要な同道の10年以内の全線開通▽ミッシングリンク解消等を訴えた。

これに対し、吉田副大臣は「調査については、決めたからにはやる。現地での協力もお願いしたい。同道の供用年度は変えない。ミッシングリンクを解消する方策を考えていきたい」と述べた。

「災害時における本州四国連絡高速道路所管施設の緊急的な応急対策の支援に関する協定」 締結について /JB本四高速道路2012年07月25日

「災害時における本州四国連絡高速道路所管施設の緊急的な応急対策の支援に関する協定」 締結について [JB本四高速道路]

「東九州道及び九州中央道の早期整備と予算確保を」宮崎日日新聞に全面広告2012年07月25日

宮崎県商工会議所連合会(米良充典会頭)は、6月30日付の宮崎日日新聞に、東九州自動車道及び九州中央自動車道の早期整備と予算確保を訴えるカラー版の全面広告を出稿した。

同会では昨年度、県内の経済団体等と協力し、署名活動で集まった70万余の署名とともに、両路線の早期整備と道路予算確保に向けた要望を国等に実施。今回は、県民意識の一層の高揚を図り、高速道路早期整備に向けた活動を展開しようと県内20団体に協力を呼びかけ、連携したもの。

紙上で、河野俊嗣知事は「東九州道と九州中央道にはミッシングリンクが数多く残されており、これらの早期解消が最も重要な課題。市町村や関係団体と一体となり、両路線の全線開通を国や関係機関に対し強く訴えていく」、米良会頭は「高速道路の早期整備は命の道として必要不可欠。本県の高速道路は、未だに供用開始年度の未確定区間や基本計画区間の部分が多く、強い危機感を持っている。これまで以上に一致協力して早期完成に向け行動していく」とコメントを掲載。

両路線の沿線では、8月3日に宮崎市内で、東九州自動車道建設促進地方大会(大分県主催)を開催、8月24日には、熊本市内で九州中央自動車道建設促進地方大会(宮崎県主催)を開催し、整備への機運を高めていく方針。

早期整備で中央要望/北海道横断自動車道など3期成会2012年07月24日

北海道横断自動車道北見地区早期建設促進期成会(会長=小谷毎彦北見市長)、同道北見・網走間建設促進期成会(会長=水谷洋一網走市長)、遠軽北見道路整備促進期成会(会長=同北見市長)の3期成会は7月24日、民主党北海道選出国会議員会や国土交通省等を訪問し、中央要望を行った。

要望には、小谷北見市長、水谷網走市長ら沿線市町村長、議会議長ら27人が出席し、民主党北海道選出国会議員会の小川参院議員、山崎衆院議員らと面談。北見市長は「足寄~小利別間の凍結解除と横断道のミッシングリンクを解除してもらいたい。遠軽北見道路についても早期着工して頂くことで、横断道と同道路をループ化でき、地域活性化が促されるのではと思っている」等と訴えた。小川参院議員は「道民が幸せに暮らしていける地域を作り上げていくことが政治としての重い使命である。皆様方と力を合わせ全力で目的達成のため頑張っていきたい」と述べた。

続いて、国土交通省の津島恭一大臣政務官と面談。小谷市長が要望内容を説明すると、津島政務官は「8月にはシーリングが始まるので、全体の予算として皆で頑張って予算の全国枠を確保したい」と述べた。

合同提言活動実施し、早期整備等を訴える/東九州道など建設促進5団体2012年07月23日

東九州自動車道・九州中央自動車道の両建設促進期成会(会長=首藤正治延岡市長)など5団体は7月23、24日、国土交通省や民主党、自民党などを訪れ、両自動車道の早期整備等について、合同提言活動を実施した。

国土交通省では津島恭一大臣政務官と面談。首藤会長は、九州中央道について、大部分は基本計画のままで事業がなかなか進まない現状を指摘。同道沿線の緊急搬送などの観点から「命の道としてこの地域を生きる人達に夢や希望をつなぐ道として早期整備をお願いしたい」と訴えた。

津島政務官は「できるところから着実に進めて行く。道路予算全体の確保も必要。調査中のところも仕上げて全体を進めて行く」と対応した。

続いて、民主党陳情要請対応本部を訪問。橋本清仁副本部長は「つないでいくことは地域の住民や経済にとっても非常に重要だと認識出来たので、しっかりと関係機関に訴えていきたい」と述べた。

このほか、延岡道路、北方延岡道路、高千穂日之影道路の早期整備、延岡南道路の恒久無料化、道路整備予算の確保--を提言した。

◆全高速HPのパスワード変更についてのお知らせ2012年07月20日

全高速ホームページのパスワードが、7月17日(火)正午より変更になりました。

”新パスワード”は、”7月5日号の新聞送付ラベルに記載”しておりますので、ご覧下さい。

熊野尾鷲道路の整備念押し河上熊野市長、20日に上京2012年07月20日

熊野尾鷲道路建設促進期成同盟会は20日、会長の河上敢二熊野市長が尾鷲市、御浜町、紀北町、紀宝町の首長とともに上京し、平成25年度の開通を目指して整備を進めている同道について、改めて確実な整備を念押しした。

沿線地域では、平成25年の伊勢神宮式年遷宮までの期間を東紀州地域発展の“正念場”として捉え、地域を挙げてまちづくりに取り組んでいる。

東京外環検討委員会が初会合/関東地整、東日本、中日本が共同で設置2012年07月18日

東京外かく環状道路(外環道)の関越~東名間の整備に向けトンネル構造、施工技術等の検討を行う「東京外環トンネル施工等検討委員会」(委員長・今田徹東京都立大名誉教授)の初会合が7月18日に開かれた。

同委員会は、4月の国土交通省の許可で事業主体に決まった関東地方整備局、NEXCO東日本関東支社、NEXCO中日本東京支社が共同で設置。これまで前例のない大断面・長大トンネルの工事発注に向け、近年の施工事例や技術開発の動向など最新の知見を結集し、検討を進めるとしている。

外環道・関越~東名間は、実質的に日本で初めて大深度地下領域を全面的に活用。本線トンネルは全長約16㌔、片側3車線の大断面・長大トンネルとなる大規模事業。早期供用が求められていると同時に、事業を行うに当たって様々な課題もある。

同委員会には3者のほか、学識経験者、建設中の首都高速・中央環状品川線の事業主体になった東京都と首都高速も参加。大断面・長大の本線トンネルを構築するための施工技術に加え、ランプトンネルと本線を地中で結合させる工事方法なども検討していく。その成果は、工事を発注する際に提示する仕様書に反映させていく方針。

三遠南信道路建設促進期成同盟会通常総会開催2012年07月18日

三遠南信道路建設促進期成同盟会(会長=阿部守一長野県知事)は18日、東京・平河町の全国都市会館で平成24年度通常総会を開催。愛知県東三河地域、静岡県遠州地域、長野県南信州地域を有機的に結ぶ三遠南信道路の早期整備に向け、沿線が一体となって運動していくことを誓い合った。

開会に先立ち、阿部会長が「本年3月、鳳来峡IC~浜松いなさ北IC間が開通し、4月の新東名開通に合わせて浜松いなさ北IC~浜松いなさJCT間が開通することで、東三河と遠州がつながる大きな一歩となった」と挨拶。「県としても現道活用区間の整備に全力を尽くすので、国においても直轄高速の整備が進むよう確実に財源が確保されるべく求めていく」と語った。

長野県飯田市・龍江地域づくり委員会の藤本典治会長による意見発表「人と人が手を結び明日を切り開く~三遠南信自動車道で地域交流の輪を」の後、議事に入り、平成24年度事業計画・予算案を審議し、了承。続いて、①事業化されている飯喬道路、青崩峠道路、佐久間道路・三遠道路の一層の事業推進②事業化されていない区間について、早期に事業着手を図ること③三遠南信自動車道と一体的に機能する一般国道152号・473号の現道活用区間の早期整備を図るため、地方が行う道路整備の財源について確実に確保すること――等を骨子とする決議案が満場一致で採択された。

東九州道・九州中央道建設促進総決起大会2012年07月12日

東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会(会長=首藤正治延岡市長)など6団体は12日、延岡総合文化センターで「東九州自動車道・九州中央自動車道建設促進総決起大会」を開催した。

大会には、宮崎、大分、熊本県等沿線自治体や沿線の機関・団体関係者ら約1500人が出席し、両自動車道の早期整備などを強く要望することを確認した。

大会前、「高速道路にかける九州メディカルバレー構想の期待」と題し、宮崎大学医学部付属病院の池ノ上克院長よる基調講演が行われた。

主催者代表の首藤会長は「東九州自動車道は平成26年度に県内はあらかたの区間が開通し、平成28年度の供用開始区間も公表され、大きく前進。問題は九州中央自動車道で、全線開通はいつになるかわからない状況。国に必要性を訴えていかなければならない」と挨拶。

東九州自動車道の早期整備と、九州中央自動車道の整備促進、国道10号延岡道路・国道218号北方延岡道路の早期完成などを骨子とする決議文が朗読されると、会場から大きな拍手が沸き起こり、満場一致で採択した。その後、会場全員が拳を天井に突き出し「がんばろう」三唱で気勢を上げた。

東海北陸道建設促進同盟会・東海環状道路建設促進期成同盟会の合同総会2012年07月12日

東海北陸自動車道建設促進同盟会・東海環状道路建設促進期成同盟会の合同総会が12日、千代田区平河町の砂防会館別館で行われ、東海北陸道の早期4車線化、東海環状道西回り区間の早期整備等を求める決議を満場一致で採択した。

開会に先立ち、会長の古田肇岐阜県知事が「4月に東海北陸道・白鳥IC~飛騨清見IC間の4車線化事業の着手が地方負担なしに決定されたことは、我々が長年要望してきたことの成果であり、関係各位に深く感謝したい」と挨拶。東海北陸道を軸とした広域観光キャンペーン〝昇龍道プロジェクト〟に言及し「一日も早い進捗が図られるよう要請していく」と述べた。

更に、古田知事は当日、国から東海環状道・大垣西IC~養老JCT間6㌔が9月15日に開通する旨、発表があったことを報告。「これで東海環状道は名神と繋がり、関西圏と繋がる。平成32年度の全線供用を目指していく」と決意を語った。

会場には地元選出の国会議員が多く駆けつけた。各氏から「東海北陸道の全線4車線化はもとより、事故が多発する中央道の恵那山トンネルの状況を見ても、飛騨トンネルの拡幅も必要だ。国の強いリーダーシップのもと、社会資本を整備することが後世の礎となる」(藤井孝男参院議員)、「災害に強いネットワークを一体的に整備していくことに、与野党は関係ない」(柴橋正直衆院議員)など、熱いエールが送られた。

この後、東海北陸道の沿線を代表して成原茂白川村長が、東海環状道を代表して小川敏大垣市長がそれぞれ意見を発表。成原村長は「東海北陸道は村民にとって生活道路。4車線化は地元の悲願」、小川市長は「今後想定される大規模災害に備えるためにも、全線完成を急ぐべき」と、地元の声を代弁する形で語った。

大野~大野東間の新規事業化等/中部縦貫道建設促進福井県協議会が要望活動実施2012年07月11日

中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会(会長・西川一誠知事)と、県内関係市町の首長らは7月11日、民主党や国土交通省を訪問し、中部縦貫自動車道の早期開通を軸とした要望活動を行った。

会長の西川知事をはじめ、松井拓夫県会副議長、福井市の吹矢清和副市長、岡田高大大野市長、山岸正裕勝山市長、松本文雄永平寺町長の6人が参加。

奥田建国交副大臣に対し、▽未事業化区間の大野~大野東間の平成25年度新規事業採択、大野東~油坂間の早期整備▽永平寺大野道路の福井北~松岡間の平成26年度の開通と平成28年度内の早期全線開通▽来年度政府予算での建設予算の確保の3項目を求めた。これらに対し、奥田副大臣は「内容は承りました」と回答した。

また、足羽川ダムの建設促進についても要請。6月の同省有識者会議がダム事業継続を妥当とした検証結果を「適切」と確認したことを受け、最終決定判断を求めた。奥田副大臣は「所定の手続きを進め(継続決定)の判断をしたい」と述べた。

続いて西川知事らは、同省菊川滋道路局長、民主党の阿久津幸彦総括副幹事長らにも要請活動を行った。

「紀伊半島一周の早期実現」羽田国交相に要望書2012年07月11日

和歌山県の仁坂吉伸知事と三重県の鈴木英敬知事は11日、羽田雄一郎国交相に「近畿自動車道紀勢線の紀伊半島一周の早期実現を求める要望書」を手渡し今春、道路調査箇所となった「すさみ~太地」(和歌山県)、「新宮~大泊」(三重県・和歌山県)について、「直ちに計画段階評価を実施し、平成25年度に新規事業化すること」などを求めた。

面談で両知事は、東海・東南海・南海地震などで「津波がいつ来るかわからない」不安を羽田大臣に伝え、早期整備のために両区間を2車線の一般国道のバイパスで整備することを提案。現在唯一の幹線道路となっている国道42号の新宮~大泊間では、津波が発生した場合、約7割の区間が浸水するという両県の予測データを報告し、「負担率は高いが、命には代えられない」と強調した。さらに、両県を跨ぐ「熊野川河口大橋」を優先整備することも要望した。

羽田大臣は「野田総理も“国土強靭化”を言い始めている。防災の観点からも選択と集中でしっかり前に進めて行きたい」と応えた。

この日、鈴木知事は「ミッシングリンク解消」と伝統工芸の伊勢型紙に紀伊半島のネットワーク地図を彫り抜いた額を贈呈。「紀勢線を忘れないでください」とにこやかに要請した。

7/11山梨県高速道路整備促進期成同盟会総会2012年07月11日

山梨県高速道路整備促進期成同盟会(会長=横内正明山梨県知事)は11日、山梨県甲府市内で平成24年度総会を開催。沿線から約110人が出席し、中部横断道・増穂以南の平成29年度までの全線開通、基本計画区間となっている長坂~八千穂間延長34㌔の整備計画格上げ、中央道・上野原~八王子JCT間改築計画策定、スマートICの整備促進など6項目を満場一致で決議した。

横内会長は長坂~八千穂間の整備について「ミッシングリンクとなっているこの区間が、速やかに事業化されるよう国に強く働きかけて行く」と決意を述べた。

とくにスマートICについては、早期整備に向け活動する組織として、同期成同盟会内に「山梨県スマート・追加IC整備促進協議会」を新たに設置したことを報告。今後、必要に応じて会合を開き、周辺道路網と一体的に中央道、中部横断道にスマートIC、追加ICを整備する方針を固めた。

要望は総会後改めて19日に実施。山梨県の酒谷幸彦県土整備部長らが、民主党の輿石東幹事長、小沢鋭仁衆院議員、那谷屋正義参院議員らに会員の総意として要望書を提出した。

”命の道”の役割担う早期整備は喫緊の課題/九州中央自動車道建設促進協議会総会2012年07月06日

九州中央自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)は7月6日、熊本市内のホテルで、平成24年度定例総会を開催した。

総会には、同道建設促進期成会(熊本県)会長の甲斐利幸山都町長や、同期成会(宮崎県)会長の首藤正治延岡市長と、両県関係者ら約32人が出席。

牧元幸司宮崎県副知事が「今後、東南海・南海地震等の発生が想定される中、本路線は、救援物資や救急医療の搬送路として大きな役割が期待される、まさに“命の道“であり、早期整備は喫緊の課題。事業中区間の早期完成を目指すとともに、未事業化区間についても早期事業化に向けて国に対し強く要望し、全力で取り組んでまいります」と同会会長河野知事の挨拶文を代読。

嘉島~矢部間の供用予定年次の明示と早期完成、北方延岡道路・蔵田~北方間の早期完成、高千穂日之影道路の供用予定年次の明示と早期完成、未事業化区間の矢部~末市間、日之影西~蔵田間の早期事業化に向け道路調査の段階を進め、道路調査の見通しを早期に公表する等を骨子とする提言内容を、関係機関に強力に働きかけていくことを決めた。

直轄事業負担金制度の改革等を求める決議採択~岐阜県東海北陸道建設連絡協議会総会2012年07月05日

岐阜県東海北陸自動車道建設連絡協議会(会長・古田肇岐阜県知事)は1日、平成24年度総会を県庁で開催した。

今年4月20日、白鳥IC~飛騨清見IC間(延長40.9㌔)の4車線化事業着手が、地方の負担なしに決定されたことについて評価しつつ、平成30年までに整備することや、早期に直轄事業負担金制度の改革を行い、地方負担の軽減を図ること等を求める決議を採択した。

古田知事、沿線自治体の首長や議員ら約80人が出席。

古田知事は「4車線化については色々あったが、要望の成果。清見IC以北も早期に4車線化が必要」と訴えた。また一方で「東海環状自動車道西回りルートが32年度完成なら、数年後には今の倍の県債発行が必要。財政的にもたない」と強調。

決議は他に▽飛騨清見IC~白川郷IC間の特別料金撤廃▽東海北陸道と一体となって機能する東海環状道・中部縦貫道の整備促進、一宮西港道路の早期具体化を図る▽平成25年度の予算において所要額を確保すること。地方が必要とする道路整備が滞ることのないよう予算を確実に確保すること等が盛り込まれた。

1万4000㎞早期完成へ加盟305市一体で要望活動全国高速自動車道市議会議長会2012年07月03日

全国高速自動車道市議会協議会(会長・田村雄二苫小牧市議会議長)は3日、苫小牧市内で正副会長・監事・相談役会議を開催。高規格幹線道路網1万4000㌔の早期完成と恒久財源の確保、ミッシングリンクの早期解消等を盛り込んだ「高速道路建設促進に関する要望書」を決定した。

冒頭、田村会長が「高速道路は地域経済の発展に加え、広域救急医療に資するほか、災害発生時には救援、復旧活動を支える緊急輸送路としての役割を果たすなど、その重要性は一層強まっている」と開会挨拶。供用率が未だ7割にとどまっている整備状況に言及した田村会長は「高速道路は繋がってこそ効果を最大限に発揮する。協議会として、1万4000㌔の一刻も早い完成を目指し、積極的な要望活動を展開していく」と決意を語った。

開催市である苫小牧市の中野裕隆副市長の歓迎挨拶の後、事務報告を経て協議に入り、決定した要望書をもとに、加盟305市一体となって国会議員、関係機関等に要請活動を行っていくことを決めた。

早期ネット化へ要望東関東道など3建設促進同盟会2012年07月01日

「東関東自動車道館山線」、「東京湾環状道路並びに関連道路」、「首都圏中央連絡道路自動車道」の3建設促進期成同盟会の総会決議を携え、千葉県の石渡哲彦副知事は1日、政府・国に要望活動を実施。沿線から、館山、市原、君津、茂原の各市長と多古町長が同行した。

民主党陳情要請対応本部の中谷智司副本部長を訪ねた要望団はまず、4月に4車線化事業の開始が示された東関東道館山線木更津南JCT~富津竹岡間について、「地元で熱望していた」と深謝。3団体の要望内容について説明を行った後、石渡副知事が「これらの路線は千葉県の大動脈となる。道路が整備されることで千葉県の県民生活だけでなく経済効果も大変良くなるため、特段のご配慮をお願いしたい」と要請した。

また、菅澤英毅多古町長が圏央道について、「大栄~横芝間が唯一開通の見通しが立っていない。早急に計画を示して着工をお願いしたい」など各市長が地元の声を代弁した。

要望を受けた中谷副本部長は、「皆さんの熱い思いが伝わりました。道路は命を守るという意味でも大切だと震災で改めて感じましたので、できる限り早く進めるようにしたい」と真剣な表情で応えた。

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