2013年7月 全高速トピックスバックナンバー

国会議員、国交省を訪れ、整備促進求め要望活動●愛媛県四国縦貫・横断道建設促進協議会2013年07月31日

愛媛県四国縦貫・横断自動車道建設促進協議会(会長=石橋寛久宇和島市長)は7月31日、沿線自治体の首長らとともに、地元選出国会議員や国土交通省などを訪れ、四国縦貫・横断自動車道の整備促進などを求める要望活動を行った。

要望項目は、①地方の高速道路整備を着実に推進するために必要な予算を確保②宇和島道路の平成26年度の確実な全線供用③津島道路の整備促進④四国横断自動車道の未着手区間(高知県境~内海『愛南』)の早期事業化⑤四国縦貫・横断自動車道の暫定2車線区間への付加車線整備、早期4車線化⑥四国縦貫自動車道への中山スマートICの整備⑦四国横断自動車道への宇和PAの整備の以上7項目。

石橋会長を中心とする要望団は、山本公一衆議院議員、山本順三、井原巧両参議院議員が同行のもと、梶山弘志国土交通副大臣等幹部職員を訪問した後、さらに地元選出国会議員らを訪問し、要望書を提出した。

伊豆縦貫道の整備推進へ「合同促進大会」を開催伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会ほか2013年07月31日

伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会(会長・川勝平太静岡県知事)、同建設推進期成同盟会(会長・田中豊下田商工会議所会頭)、東駿河湾環状道路整備促進期成同盟会(会長・栗原裕康沼津市長)は、合同促進大会を先月31日、東京の全国都市会館で開催。当日は、地元選出国会議員として吉川赳、勝俣孝明、川田隆衆院議員、岩井茂樹、牧野京夫参院議員らが駆け付けたのをはじめ沿線の市町長、商工会、観光、農業、水産業、温泉組合等の代表者約100名が参集、同自動車道の早期完成は地域住民の「悲願」と、気勢を挙げるなど、政権交代で潮目が変わったことを裏付けた。

会場には、国土交通省の関係者が来賓として招かれ、まず田中下田商工会頭、森山誠二静岡県副知事、栗原沼津市長がそれぞれの同盟会を代表して開会あいさつ。その中で予想される大規模地震に備え、防災・減災の観点からも同自動車道の早期完成は不可欠、さらに東名、新東名高速道路と連携が地域経済、観光、救急医療等に及ぼす計り知れないポテンシャルがあり、ここ数年間の遅れを取り戻すため一層の整備推進を訴えた。

駆け付けた選出国会議員も「伊豆半島のさらなる発展のためにも伊豆縦貫道は最優先のインフラだ。政治力を結集して頑張る)と誓った。

続いて国土交通省の00000道路局00室長が「伊豆縦貫道は、防災、減災をはじめ地域発展にとって重要な幹線道路と認識。整備を急ぐ」とする前川道路局長あいさつを代読した。

この後、中部地方整備局の上坂克己道路部長が同自動車道事業の概要について報告、意見発表に移った。

合同促進大会は、最後に3人の意見発表を盛り込んだ伊豆縦貫道を構成する東駿河湾環状道の新規事業化、天城北道路、河津下田道路の事業促進や早期供用等を盛り込んだ4項目の決議を満場一致で採択。参加者は終了後、政権与党、政府関係省庁に対して要望活動を展開した。

未事業化区間の早期事業化を要望/近畿道紀勢線建設促進期成同盟会2013年07月30日

近畿自動車道紀勢線(熊野市~新宮市間)建設促進期成同盟会(会長=西田健紀宝町長)は7月30日、国土交通省等を訪問し、同道の残る未事業化区間について早期に新規事業化することを要望した。

国土交通省の要望では、会長の西田町長、古川弘典御浜町長、田岡実千年新宮市長、寺本眞一那智勝浦町長が、国土交通省の前川秀和道路局長等に要望書を手交。

要望は▽一般国道42号新宮紀宝道路の早期工事着手▽熊野尾鷲道路・那智勝浦道路の早期完成▽近畿自動車道紀勢線事業中区間(紀伊長島~海山間、田辺~すさみ間)の早期完成▽大規模災害に対応するため、災害に強い道路ネットワークの整備や広域的かつ機動的な危機管理体制の確保を国の責任において図ること等9項目。「命の道」として近畿自動車道紀勢線(新宮~熊野大泊間)の未事業化区間を平成25年度内に新規事業採択時評価手続きに着手するとともに、必要な道路予算を確保した上で計画的かつ早期に整備が図られるよう強く要望した。

前川秀和道路局長は「来年度予算の状況などを踏まえてご期待に沿えるよう取組みたい」旨回答した。

早期開通と予算確保に関する要望活動中部縦貫道建設促進福井県協議会2013年07月24日

中部縦貫自動車道建設促進福井県協議会(会長=西川一誠福井県知事)は24日、国土交通省や自由民主党本部を訪問し、中部縦貫自動車道の早期開通と予算確保に関する要望活動を行った。

西川知事をはじめ、吉田伊三郎県議会議長、岡田高大大野市長、山岸正裕勝山市長、松本文雄永平寺町長、清水正明福井市副市長の6人が参加。

要望団は▽大野~大野東の早期新規事業化▽大野油坂道路(約35㌔)の10年以内の全線開通▽福井北~松岡(2.2㌔)、永平寺東~上志比(5.3㌔)の早期開通▽来年度政府予算における高規格幹線道路整備の所要建設予算の確保等を求める要望書を手渡した。

西川知事は、太田国土交通大臣に対し、県内の工事進捗状況を説明し、「日本海側と名古屋、東京、信州を結び災害時にも役立つ道路。大野~大野東の早期事業化を」と強く訴えた。それに対し、太田国土交通大臣は「重要性は認識している。早く大野が繋がるとよい」と述べた。

その後、要望団は、自民党本部を訪問し、野田聖子総務会長、高市早苗政務調査会長らにも要望を行った。

年度中の早期完成訴える熊野尾鷲道路建設促進期成同盟会2013年07月09日

熊野尾鷲道路建設促進期成同盟会(会長=河上敢二熊野市長)は9日、国土交通省等を訪問し、熊野尾鷲道路の平成25年度中の早期の完成や、熊野尾鷲道路と一体的に機能する近畿自動車道紀勢線(熊野市~新宮市間)の早期事業化等について要望活動を行った。

国交省要望では、河上敢二熊野市長、西田健紀宝町長、古川弘典御浜町長が、菊川滋技監、前川秀和道路局長等に要望書を手交。

一昨年3月に発生した東日本大震災後、高速道路がいち早く復旧し、救急車両や医療品・食料品等被災地の支援復旧に重要な役割を果たした。近い将来発生が危惧されている東海、東南海、南海地震発生時の『命の道』セーフティネットとしてその重要性を強調。また、▽熊野尾鷲道路の平成25年度中の早期完成▽同道路(Ⅱ期)工事として平成24年度に新規事業化された尾鷲北~尾鷲南間の早期工事着手▽近畿自動車道紀勢線(熊野市~新宮市間)の早期事業化等10項目を骨子とした要望を行った。

前川秀和道路局長は、「避難環境・道路整備など様々な対策の組み合わせで、防災力を高めることを考えてほしい。」と述べた。

太田国交相に要望書沿道6首長ら早期全通訴え/伊豆縦貫道建設促進期成同盟会2013年07月01日

伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会は1日、会長の栗原裕康沼津市長を含む伊豆市、下田市、河津町、清水町、函南町の沿線6首長らが商工会の関係者とともに上京。太田昭宏国土交通大臣や小渕優子財務副大臣を訪ね、富士山の世界文化遺産登録に沸いている沿線地域の振興に直結する伊豆縦貫早期全通を訴えた。

太田大臣に要望書を手渡した栗原会長は、伊豆縦貫道に対する25年度予算の配分について「厚遇を喜んでいます」と謝意を述べた後、事業化の見通しが立っていない東駿河湾環状道路・沼津岡宮IC以西区間の平成26年度新規事業化等を強く求めた。

要望団の懸念は、富士山の世界文化遺産登録で観光客がすでに増加している状況下、災害が発生した場合に「逃げる道が国道1号しかない」ということ。口々に不安を伝える首長らの言葉に頷いていた太田大臣は「津波は心配。(伊豆半島の)真ん中の道路は極めて重要と認識を深めている」と応え、津波の被害想定では日本2位の高さ(33㍍)となっている下田市の状況に理解を示した。

また、同様の要望を受けた小渕財務副大臣は、「これだけの観光地なのになぜ今まで整備が進まなかったのか。世界遺産登録で静岡が注目されている今がチャンス。国土交通省から予算化に向けて上げてもらえるよう頑張って欲しい」とエールを送った。

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