2014年10月 全高速トピックスバックナンバー

◆重要なお知らせ「10/29(水)全高速講演会お申込みの皆様へ」2014年10月26日

平素はたいへんお世話になっております。

表題の講演会について、ご案内致しました開催時間に誤りがございました。

お申し込みの皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございません。

正しくは下記の通りでございます。

誠に恐縮でございますが、万障お繰り合わせの上、ご来場頂ければ幸いです。

(誤)午後1時30分~3時30分 

(正)午後1時15分~4時30分 

以上

リアス・ハイウェイ早期に!三陸沿岸道整備へ沿線住民1千人2014年10月25日

八戸、久慈、宮古、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼-。三陸沿岸の7都市で構成する「三陸沿岸都市会議」は2日、青森県八戸市で「リアス・ハイウェイ早期実現八戸大会~復興に向けて三陸リアスの大地を一つにつなぐいのちの道~」を開催した。

この日、主催者の小林眞八戸市長は「東日本大震災からの復興はまだ道半ばだが、三陸沿岸地域は1日も早い復興を成し遂げ、より強く美しい魅力ある地域を創造しなければなりません」と代表挨拶。福島哲男八戸商工会議所会頭は「震災当時の供用率が約36%と比較的低かったため、その効果は一部に止まった。全線が開通していれば、もっと迅速な救援や災害復旧を行うことができたであろうことは想像に難くありません」と述べ、「三陸沿岸道路、リアス・ハイウェイの1日も早い全通・供用を目指し、事業の完了まで安定的かつ十分な予算の確保をお願いしたい」と力を込めた。

復興道路は、青森県八戸市から宮城県仙台市を繋ぐ約359㌔。現在、約134㌔が開通しており、未開通区間の整備促進を着実に進めようと沿線住民1千人が見守る中、7首長がステージに揃って登壇。「リアス・ハイウェイは真に必要な道路です!」と書かれたメッセージパネルを高々と掲げ、その熱い思いを参加者に力強くアピールした。

 

 

"命の道"平成32年全通実現へ/山陰道建設促進島根県総決起大会’142014年10月15日

山陰自動車道(安来~益田)建設促進期成同盟会(会長=竹腰創一大田市長)は9月27日、島根県浜田市の島根県立大学で「山陰自動車道建設促進島根県民総決起大会’14」を開催。来年GW前の全通を沿線住民の力で引き出した常磐道を応援する女性の会・西本由美子代表の講演や活動紹介を通じて、〝命の道〟山陰自動車道(山陰道)の平成32年全通を実現しようと、県民約500人が心を一つにした。

山陰道は鳥取県鳥取市~山口県美祢市を日本海沿いに結ぶ延長約380㌔の高規格幹線道路。現在の開通延長は164㌔・整備率43%。島根県内区間は総延長194㌔のうち開通延長は94㌔・整備率約49%と全国平均75%から大きく遅れている上、24㌔の未事業化区間を抱えている。

大会を主催した竹腰市長は冒頭、山陰道の平成32年全通を目指す会の活動を報告した上で、「昨年も山口県や島根県に於いて豪雨災害が発生し、国道9号、191号など複数の幹線道路が通行止めになった。交通事故等もあり、医療機関への救急搬送が非常に多い中、助かる命も助からない事態になりかねない。ここ近年、災害は頻繁かつ大規模化、多様化しており、災害に強いまちづくりは喫緊の課題」、来賓の溝口善兵衛知事は「島根は大都市から遠いということが産業振興の大きなハンディで、これをなくすためには早期の高速道路整備が重要。地方創生本部を作り、地方振興に取り組む政府には、山陰道の整備に一生懸命取り組んで頂きたい」と参加者に協力を呼びかけた。

続いて、常磐道を応援する女性の会・西本代表が「震災から学んだ『みち』の大切さ」と題し講演。東日本大震災直後に道路が不通になり、歩いて物資を届けた体験などを紹介。「物があっても届けられなかったあの時、命と同じぐらい道が大切だと実感した」と話し、会場の涙を誘った。

この日、会場には島根県西部で活動する「ゆうひライン女性の会」(光永榮子会長)、「山陰道(温泉津・江津間)の早期建設を促進する女性会」(平下洋子会長)、「山陰道(出雲-江津間)早期実現推進協議会女性会」(清水満利栄会長)の会員も多数参加。色とりどりの法被で会場に華を添え、ガンバロウ三唱で悲願達成へ気勢を上げた

◆大会決議◆

1高速道路ネットワークは、国が国民に等しく保障すべき基礎的サービスであり、国の責任において一刻も早く整備すること。

2整備の遅れに強い危機感を持つ地方の声に応え、全国ミッシングリンクの整備に必要な予算を満額確保し、遅れている山陰道の建設に重点的に配分すること。

3現在事業中の「出雲・湖陵道路」、「湖陵・多伎道路」、「多伎・朝山道路」、「朝山・大田道路」、「大田・静間道路」、「静間・仁摩道路」、「仁摩・温泉津道路」、「浜田・三隅道路」、「三隅・益田道路」、「益田道路」の整備のスピードアップと完成年次を早期に提示し、また、未事業化区間である「福光・江津間」、「益田・萩間」の早期事業化を図り、平成32年までに全線開通させること。

4国土強靭化に資する、災害に強い道路ネットワークの整備や広域的かつ機動的な危機管理体制を確保すること。このため、国が整備する山陰道はもとより、現国道9号及び国道191号についても、引き続き国で責任を持って適切に管理すること。

国の予算の優先的配分求める「日東道山形・秋田県境区間建設促進大会」両県の沿線住民ら約300人が気勢2014年10月05日

連携の要となる県境の整備促進を求める「日本海沿岸東北自動車道山形・秋田県境区間建設促進大会」が9月28日、秋田県にかほ市内で開かれ、両県の沿線住民ら約300人が出席。「公共交通機関が乏しく自動車に依存せざるを得ない地方都市にとって、高速道路ネットワークの整備は極めて重要」と気勢を上げた。

日本海沿岸東北自動車道は、整備の遅れている県境付近の事業化を求めて両県知事が強力に要望活動を展開。平成25年度にはその活動が実を結び、遊佐象潟道路として新規事業化。同じく事業化された山形・新潟県境の朝日温海道路とともに、新潟市から青森市までが切れ目なく一本に繋がることになった。さらに、今年4月には事業中のにかほ象潟道路の最後の区間となる象潟~金浦間の平成27年度開通が公表され、沿線住民の期待も高まっている。

この日、同会会長の横山忠長にかほ市長は「道路はつながってこそ、地域経済の活性化につながる。日本海沿岸東北道は日本海側の国土軸形成、対岸各国との交流のためにも重要で、国の予算が優先的に配分されるよう一層の協力をお願いしたい」と挨拶。来賓の御法川信英財務副大臣は「皆さんと一緒に、地元の発展のためにできることは全てやる」と力を込めた。

大会決議は、▽復興・復興支援道路の整備は通常の公共事業とは別枠の予算を▽遊佐象潟道路の早期着工▽酒田みなと~遊佐、象潟仁賀保道路の早期完成▽国道7号と連携した災害時にも機能するネットワークの耐災性・補完性の確保▽高速道路に休憩施設を確保するための新たな制度整備の5項目。

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