3月17日 磐越道「田村スマートIC]開通 高速へのアクセス10分圏が拡大 観光や産業振興にも期待

[caption id="attachment_7911" align="alignleft" width="300" caption="テープカットで開通を祝う"][/caption]

福島県田村市とNEXCO東日本郡山管理事務所(荻野政行所長)が共同で事業を進めていた磐越自動車道の田村スマートICが17日、開通した。

同日午前10時半から現地で開通を祝う式典が開催され、本田仁一田村市長や県選出国会議員など関係者と地元住民約74人が出席した。本田市長は「生活の利便性向上や救急医療活動、交流人口の増加、あぶくま洞などへの観光や、田村市産業団地へのアクセス向上など観光や産業振興にも大いに期待している」と挨拶した。

田村スマートICは、小野IC~船引三春IC間(20・5㌔)の小野ICから9・5㌔、船引三春ICから11㌔地点に本線直結型により連結され、一旦停止型フルインター形式で、ETC搭載の全車種が24時間利用できる。

田村スマートICの開通により、高速道路へのアクセス10分圏が拡大し、広域的な移動が容易になり、住民の通勤・通院等の利便性向上が期待される。また、第三次救急医療施設である太田西ノ内病院への搬送時間が短縮し、患者への負担軽減や救命率の向上が期待される。そのほか、あぶくま洞や入水鍾乳洞などの観光地までの時間短縮やアクセス向上で観光客の増加が期待される。

同社では、1日平均で約600台程度の利用を見込んでいる。

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