3月17日東名「舘山寺スマートIC」物流の効率化を促進 地域の活性化に期待

[caption id="attachment_10278" align="alignleft" width="300"] 浜松市立高校吹奏楽部員によるバルーンリリースで開通を祝う[/caption]

静岡県浜松市とNEXCO中日本東京支社が整備を進めていた東名高速道路の舘山寺(かんざんじ)スマートICが17日に開通した。

舘山寺スマートICは、東名高速道路・浜松西IC~三ヶ日IC(同市北区)のほぼ中間地点に位置し、ETC搭載車の全車種、東京、名古屋両方面、24時間利用可能。13年7月に事業着手、総事業費は約33億円。

午後4時からの一般供用を前に現地で開通式典が開催され、鈴木康友浜松市長や県選出国会議員、市議会議員など関係者約70人が出席し、地域住民が見守る中、テープカットやくす玉開披などで開通を祝った。

鈴木市長は「浜名湖東岸の観光地域に最も近いICであり、アクセス向上により観光・地域振興の活性化や交通混雑の緩和や、広域ネットワークの整備が進み、大きな経済効果が期待できる」と挨拶した。

舘山寺スマートICの開通で、高速道路の利便性が高まり、産業振興では庄内地区、引佐・細江地区への輸送時間が短縮され、物流の効率化により地域産業が発展し、新規の企業立地促進、雇用機会の拡大など地域の活性化に繋がることが期待される。さらに災害時には、緊急輸送道路のアクセス距離の短縮などが期待される。

パーマリンク