3月23日東北中央道・東根~東根北間 渋滞箇所の回避で 救急医療活動を支援

[caption id="attachment_7903" align="alignleft" width="300" caption="約200人が出席し東根北IC付近で行われた開通式典"][/caption]

国土交通省が整備を進めていた東北中央自動車道の東根IC~東根北IC間(延長4・3㌔)が23日午後3時30分に開通した。

開通を前に、地域活性化ICとして整備された東根北IC付近で開通式典が開催され、吉村美栄子山形県知事や土田正剛東根市長、山尾順紀新庄市長、国土交通省の池田豊人道路局長など関係者と地域住民約200人が出席し、テープカットとくす玉開披の後、パレードをして開通を祝った。

吉村知事は「山形空港へのアクセスが格段に向上し、県内各地の観光地を巡るインバウンド観光も促進される。また、さくらんぼなどの特産物をより速く、より確実に届けることができるなど効果を大いに期待する」と挨拶した。

開通区間は片側1車線、幅員13・5㍍で通行は無料。今回の開通により、従来の国道13号を利用した場合に比べ、所要時間は5分短縮する。さらに、山形県による地域活性化IC「東根北IC」とアクセス道路の整備により、主要渋滞箇所で県内ワースト1の事故危険箇所である国道13号の交差点を回避し、県北地域の救急医療活動を支援する。

東北中央自動車道は、4月13日の南陽高畠IC~山形上山IC間の開通が予定されており、県内では開通済み区間が7割に達することになる。

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