3月23日八戸道「八戸西スマートIC」開通 地域産業の活性化 九円ルートの確保

[caption id="attachment_7921" align="alignleft" width="300" caption="開通を祝い喜びのテープカット"][/caption]

青森県内初のスマートICとして、八戸市(小林眞市長)とNEXCO東日本東北支社八戸管理事務所(松田友也所長)が整備を進めてきた八戸自動車道八戸西スマートICが、23日午後3時に開通した。

開通式には、大島理森衆議院議長や三村申吾青森県知事、熊谷雄一青森県議会議長など国や地元関係者74人が出席し、テープカットやくす玉割りで開通を祝った。

開通を目指して06年より近隣市町村と一丸となって要望活動をしてきた小林市長は「万感胸に迫る思い」「人的交流の促進や企業の立地及び産業集積が進むことに期待」「観光産業の活性化と共に三陸沿岸の復興にも貢献」と式辞を述べた。

八戸JCTから8・7㌔、八戸北ICから4・5㌔の市西部に位置するこのスマートICは、ETC専用の本線直結一旦停止型のフルインター形式。24時間運用でETC車載器を搭載した全車種対象。

開通後は高速道路へのアクセス圏が拡大するのに伴い、特産品「ながいも」「にんにく」等物流の効率化や地域産業の活性化、災害時には八戸市の環状高速道路ネットワークを効率的に活用した救助・救援ルートの確保、また津波被害などで八戸市内が分断された場合でも八戸市の西側から防災拠点施設へのアクセスが可能となるなど、様々な活動の向上が期待される。

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