3月28日 東海北陸道・一宮稲沢北IC開通 県内初の地域活性化IC 渋滞緩和で物流の効率化など期待

[caption id="attachment_10963" align="alignleft" width="300"] 一宮稲沢北ICで開催された開通記念セレモニー[/caption]

愛知県とNEXCO中日本名古屋支社が共同で整備を進めていた、東海北陸自動車道の一宮稲沢北ICが3月28日午後3時に開通した。地域活性化ICの開通は県内初となる。一宮市南西部や稲沢市などから、東海北陸道へのアクセスが向上し、周辺道路の渋滞緩和や物流の効率化、広域化などが期待される。

開通に先立ち、一宮市立大和中学校で開通式典が開催され、主催者の中野正康一宮市長や加藤錠司郎稲沢市長、事業者の大村秀章愛知県知事、来賓の国会議員、国土交通省の堀田治中部地方整備局長、NEXCO中日本など関係者約100人が出席した。
中野市長は「このICが出来て、一宮市と稲沢市の交流が盛んになると良い。ここを経済活性化の源にすべく、企業誘致の拠点としての動きを進めている」と述べ、加藤市長は「西尾張中央道の渋滞解消、物流の効率化、生産性向上などの効果が見込まれる」と述べた。大村知事は「東海北陸道の利便性が飛躍的に向上する。昨日は豊田上郷スマートICが開通するなど嬉しく思う」と挨拶した。
関係者らは、一宮稲沢北ICへ移動し、開通記念セレモニーでテープカットと同時にくす玉開披を行い、開通を祝った。

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