3月9日 釧路外環状道路・釧路東~釧路別保間、釧路中標津道路・上別保道路 釧路・根室地域の観光活性化を支援

[caption id="attachment_7855" align="alignleft" width="300" caption="開通記念式で挨拶する髙橋北海道知事"][/caption]

国土交通省釧路開発建設部(伊藤晃部長)が整備を進めていた釧路外環状道路(延長16・8㌔)・釧路東IC~釧路別保IC間(延長6・9㌔)と、釧路中標津道路の一部を構成する上別保道路(延長7・8㌔)のうち釧路郡釧路町字上別保原野~川上郡標茶町字阿歴内までの延長6・6㌔が9日午後3時、同時開通した。

今回の開通で、札幌市~厚岸町までの所要時間は5分短縮し、インバウンド観光客の更なる増加が期待されるなど、釧路・根室地域の観光活性化を支援する。

同日午前10時から釧路町立富原小学校で開通記念式が開催され、高橋はるみ北海道知事、石垣雅敏根室市長、小松茂釧路町長など沿線首長、伊藤晃釧路開発建設部長、国会議員など関係者約200人が出席した。

高橋知事は挨拶で「生産量日本一の生乳や飼料、さんまをはじめとする海産物の円滑で迅速な輸送が可能になるほか、救急搬送時間の短縮や観光振興に大きく貢献することが期待される。地域の更なる発展に向け、根室までそして中標津まで東へ東へと早期開通に向け、皆さんとともにしっかり進めていく」と述べ、支援と協力を呼びかけた。

関係者らは、釧路東IC本線上に移動し、テープの代わりに釧路町産のナガコンブの鋏み入れやくす玉を割るなどして開通を祝った。続いて多くの町民らに見送られ、パトカーを先導に、大型車などの車両が開通区間の通り初めを行った。

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