4月20日開通 東北道「滝沢中央スマートIC」県道16号線等での混雑が緩和 円滑な交通の確保が期待

[caption id="attachment_8036" align="alignleft" width="300" caption="園児らは車などの塗り絵を手に、関係者らと記念撮影"][/caption]

岩手県滝沢市とNEXCO東日本盛岡管理事務所が整備を進めていた東北自動車道の滝沢中央スマートICが20日午後3時に開通した。今回の開通により、県道16号線(盛岡環状線)等での混雑が緩和し、円滑な交通の確保が期待される。

滝沢中央スマートIC(岩手県滝沢市高屋敷平)は、盛岡IC~滝沢IC間の盛岡ICから4㌔北側に、滝沢ICから6㌔南側に位置し、本線直結型により接続される。ETC搭載車両の全車種が24時間利用できる、一旦停止型のフルインター形式。

滝沢ふるさと交流館と現地で行われた開通式典には、達増拓也岩手県知事や主濱了滝沢市長、県議会議員、NEXCO東日本の松崎薫常務執行役員東北支社長など関係者約200人が出席した。

達増知事は「交通分散による渋滞の緩和の効果に加え、物流の円滑化による産業振興や地域間交流の活性化など、盛岡広域圏の振興・発展に大きく寄与するものと期待している」と挨拶した。主濱市長は「今回の開通により、市内人口の9割がICまで10分圏域となり利便性が向上するほか、交通分散により盛岡環状線の混雑が緩和され、通学時の交通安全の確保など、多くの整備効果が期待される」と述べ、今後とも、活力あふれるまちづくりに取り組んでいくと挨拶した。

現地では、なでしこ保育園の園児のかけ声により、テープカットやくす玉開きを行うなどして開通を祝った。

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