9月16日 熊野尾鷲道路(Ⅱ期)尾鷲北~尾鷲南「尾鷲北トンネル」貫通式

[caption id="attachment_5635" align="alignleft" width="300" caption="鏡開きで貫通を祝う関係者"][/caption]

国土交通省紀勢国道事務所(福田光祐所長)が整備を進めている熊野尾鷲道路(Ⅱ期)・尾鷲北IC(三重県尾鷲市坂場西町)~尾鷲南IC(同市南浦)間(延長5・4㌔)で「尾鷲北トンネル」(延長718㍍)が9月16日に貫通し、現地(同市南浦)で貫通式が開催された。

貫通式には、鈴木英敬三重県知事をはじめ、加藤千速尾鷲市長、河上敢二熊野市長ら関係首長、国会議員ら関係者約120人が出席。出席者が見守る中、トンネル内の最後の岩盤を貫通発破。トンネル内に大きな拍手と歓声があがった。続いて、関係者らは、通り初めや鏡開き、万歳三唱で貫通を祝った。

鈴木知事は「紀勢線は延伸に伴い、観光客が増え、沿線の観光施設に投資を呼び込むなど、確実に効果が上がっている道路である。貫通に続き、しっかり安全に早く完成頂くとともに、さらに経済を動かすため開通見通しの早期公表を要望していきたい」と祝辞を述べた。

熊野尾鷲道路(Ⅱ期)延長5・4㌔は、紀勢線、一般国道42号熊野尾鷲道路と一体となって、南海トラフ地震時における広域的防災に資する道路ネットワークの強化を目的に計画された一般国道の自動車専用道路。12年度に事業化、15年1月に工事着手。全体事業費は260億円。

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