ロープウェイがお得に乗車 身延登山鉄道 中部横断道・山梨~静岡間全通を記念「山梨・静岡県民感謝キャンペーン」

[caption id="attachment_11434" align="alignleft" width="300"] 新型のパノラマビューゴンドラ「知恩号」[/caption]

富士急行グループの身延登山鉄道は、8月29日の中部横断自動車道・山梨県~静岡県区間全線開通を記念し、山梨県と静岡県の在住者を対象に、身延山ロープウェイがお得に乗車できる「山梨県民・静岡県民感謝キャンペーン」を、12日まで実施している。

今回の開通で新設された身延山ICから、車で15分の身延山ロープウェイは、日蓮宗総本山・身延山久遠寺のある山麓~身延山山頂(全長1665㍍)を約7分で結ぶ三線交走式のロープウェイで、その高低差は763㍍と関東一を誇る。

山頂の展望台からは、東に富士山、南に駿河湾・伊豆半島、西に七面山、北に早川渓谷・南アルプス・八ヶ岳連峰・甲府盆地など、雄大な自然が織りなす360度の大パノラマを満喫できる。

キャンペーン期間中は、窓口で免許証や保険証など山梨県民または静岡県民であることを証明できるものを提示すると、中学生以上は往復運賃が300円引きの1200円(通常1500円)、4歳~小学生は半額の375円(通常750円)で乗車できるというもの。

なお、今年2月から40年ぶりに新型のゴンドラを導入。魔除けを意味する朱色の「知恩号」と、神秘を意味する藍色の「報恩号」の2基で、足元付近まである大きなパノラマガラスから、眼前いっぱいに広がる絶景を、これまで以上に楽しむことが出来る。

身延登山鉄道の担当者は、コロナ禍の状況を配慮しながら「中部横断道の開通でますます身近になった身延山ロープウェイを楽しんで頂きたい」としている。

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