伊勢湾岸道「刈谷スマートIC」国交相・財務省に早期整備訴える 竹中刈谷市長ら要望活動

[caption id="attachment_4464" align="alignleft" width="300" caption="三木大臣政務官に要望書を手交する竹中刈谷市長ら"][/caption]

愛知県刈谷市は昨年12月15日、国土交通省や財務省を訪れ、伊勢湾岸自動車道「刈谷スマートIC」の早期整備に向けた要望活動を実施した。

竹中良則刈谷市長を筆頭に、河内利夫刈谷商工会議所専務理事や、大見正衆院議員、酒井庸行参院議員、デンソーの松下恭規総務部長ら要望団は、国土交通省の末松信介副大臣や大野泰正大臣政務官、石川雄一道路局長らと面談し要望書を手交。

竹中市長は、刈谷スマートIC計画地周辺の西三河地域は、愛知県の製造品出荷額44兆円のうち約23兆円と約6割を占め、国際競争力強化へ貢献していることなど、刈谷ハイウェイオアシス周辺の産業立地状況図を用いて説明。設置に向けた継続的な技術支援と17年度事業化と、スマートICとその関連道路の整備に必要な予算総額の安定的な確保などを強く要望した。

末松副大臣は「刈谷スマートICができれば、多くの利用があることは明々白々である。精力的な検討を進め、頑張らせてもらう」と前向きな考えを述べた。また、大野大臣政務官は「中部は大切なところであり、名古屋港の整備も進めている。道路・港湾を併せて整備していく」と述べ、石川道路局長は「企業活動や地域活性化に有効だ」と述べた。

続いて財務省の三木 亨大臣政務官と要望書を手交。竹中市長らは、刈谷ハイウェイオアシスの年間入場者数は約1千万人、年間売上げは100億で、同スマートIC整備により、さらなる地域活性化や経済効果拡大が期待できるなどと要望。三木政務官は「刈谷スマートICが今までなかったのが不思議。国交省によく相談して進めてほしい」と対応した。

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