北秋田市に初の高速道・鷹巣大館道路・鷹巣~二井田真中間開通

[caption id="attachment_10369" align="alignleft" width="300"] 10月10日に行われたプレイベント[/caption]

[caption id="attachment_4160" align="alignleft" width="300"] テープカットやくす玉開披で開通を祝う[/caption]

日本海沿岸東北自動車道のうち「鷹巣大館道路」(延長13.9㌔)の鷹巣IC(秋田県秋田市)~二井田真中IC(同県大館市)間(延長12.2㌔)が10月22日午後3時半に開通した。北秋田市に初めて高速道路が開通し、秋田県北地域の産業・観光の支援、冬期の走行環境の改善に大きく寄与することが期待される。

鷹巣ICで開催された開通式には、佐竹敬久秋田県知事や金田勝年法務大臣、津谷永光北秋田市長、福原淳嗣大館市長などの地元首長や住民ら約200人が出席。佐竹知事は挨拶で「この地域の物流や生活の利便性の向上だけでなく、災害時の代替ルートが確保される」と期待を述べ、「世界自然遺産の白神山地などの中間に位置していることから、海外からの観光客の誘致に向け、早期全線開通を目指したい」と述べた。

出席者らは、テープカットやくす玉開披を行ったあと、新しい高速道路を多くの一般車両とともに通り初めした。

「鷹巣大館道路」は、片側1車線、通行無料の自動車専用道路。06年度に着工し、総事業費は約390億円。あきた北空港IC~鷹巣IC間(延長1.7㌔)は、来年度の開通を予定している。

開通を前にした10月10日、摩当山トンネル~鷹巣IC間で、開通記念のプレイベントが開催され、津谷北秋田市長、福原大館市長、両市民ら約130人が参加。県内最長の摩当山トンネル(延長3330㍍)を見学し、双方のICに向かって、3㌔~5㌔をウォーキングした。

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