南九州西回り道建設促進協議会総会 ミッシングリンク早期解消へ 中央要望活動の実施を計画

[caption id="attachment_1762" align="alignleft" width="300" caption="「ミッシングリンクの解消は極めて重要」の述べる伊藤会長(鹿児島県知事)"][/caption]

南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=伊藤祐一郎鹿児島県知事)は5月25日、鹿児島市の鹿児島東急REIホテルで15年度総会を開催した。

伊藤会長は冒頭、「これまで関係機関とともに、全力で要望活動を行ってきた結果、阿久根川内道路が本年度から事業着手され、全線開通に向け大きく前進した。本年度は芦北~津奈木間、野田~阿久根北間が供用予定である。地域経済の好循環を図り、地方創生を実現するためには、本自動車道のミッシングリンクの解消は極めて重要」と述べた。

要望内容は、南九州西回り道の早期完成を図るため、①16年度予算において、老朽化対策に必要な予算と合わせ、長期安定的に道路整備が進められるよう道路関係予算総額の増額②ミッシングリンクを早期に解消するよう、予算の重点配分③阿久根川内道路の整備促進、芦北出水道路、出水阿久根道路の早期完成など。

また、7月、11月に国土交通省等への中央要望活動を実施するなどの実施計画を含む15年度事業計画を、伊藤会長をはじめ、鹿児島、熊本両県の沿線市町首長や自治体関係者は、満場一致で承認した。

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