国交省 新「道の駅」で検討 外国人対応でブランド向上へ

国交省は有識者で構成される新「道の駅」検討会(委員長=石田東生筑波大名誉教授)を設置し、「道の駅」の新たな活用に向けた議論をスタートさせた。「道の駅」の認知度が高まり、地域の拠点として利用者のニーズが増えていることを受け、観光対応やブランドの向上策、企業や大学との連携等について検討を進めていく方針だ。

17日に行われた第1回検討会では、増加する外国人旅行者を地方に誘導する方策として、「道の駅」と連携した旅行商品の開発や、「外国人観光案内所」の登録を促進すべきとの意見が出された。

今後、ヒアリング等を行い、3月に中間とりまとめ、今夏には新たな方策を打ち出していく予定。こうした動きの受皿として、任意団体の全国「道の駅」連絡会を4月に法人化することも、検討会で報告された。

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