外環道「関越~東名」間19日にシールドマシン発進式 半世紀経て本格掘削 石井国交相、小池都知事 現場を視察


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東京外かく環状道路の都内西側区間、関越~東名間において、東名JCTより北側に向かって、本線トンネルのシールドマシンが発進する運びとなり、その発進式が19日、東京都世田谷区大蔵地先の東名JCT予定地で行われた。1966年の都市計画決定から約半世紀を経て、いよいよ工事が本格化する関越~東名間。NEXCO東日本側のシールドマシンに「みどりんぐ」、中日本側に「がるるん」と命名された発進式には、石井啓一国土交通大臣や小池百合子都知事など多数関係者が立ち会った。


外環道は、都心から15㌔圏を環状に結ぶ約85㌔の道路で、現在は大泉JCT~三郷南IC間の約34㌔が開通。17年度には三郷南IC~高谷JCT間の千葉区間の開通が予定されている。


関越~東名間は当初、高架道路で計画されていたが、地上部への影響を考慮するなどして、地下40㍍以深の大深度地下空間を掘削して整備することになった。東名JCT直下の大深度地下空間を北へ掘進するシールドマシンは、「みどりんぐ」「がるるん」と命名された2基。それぞれ高さ16㍍、長さ15㍍で、井の頭通り直下付近までの9㌔を掘削していく。


今回、着手された本線トンネル東名北工事のうち、南行工事はNEXCO東日本の発注で、鹿島建設・前田建設工業・三井住友建設・鉄建建設・西武建設JVが施工。北行工事は中日本の発注で、大林組・西松建設・戸田建設・佐藤工業・錢高組JVが施工し、工期は19年6月までを予定している。


式典では、石井国交相が「外環道・関越~東名間は関越道、中央道、東名という国土の大動脈を6車線の地下の高速道路で直結する強力なネットワーク。速達性、代替性を飛躍的に高め、広域的な物流の効率化や観光振興など、新たなビジネスの可能性が更に広がる」と挨拶。早期開通に向け「安全を最優先に工事を進める」と決意を述べた。


また、小池都知事は「東京の国際競争力強化を支える、経済の血液となるのが外環道」とした上で、東名以南の外環道について「今後、検討していきたい」と語った。


最後に石井国交相、小池都知事のほか、高速道路機構の勢山廣直理事長、東日本の廣瀨博社長、中日本の宮池克人社長、鹿島建設の押味至一社長、大林組の大林剛郎会長らが発進ボタンを押し、シールドマシンが始動した。


動き出したばかりのマシンを間近で視察した小池都知事は「スリリングでエキサイティング」と興奮気味に語った。

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