旭川・紋別自動車道「丸瀬布遠軽道路」丸瀬布~遠軽瀬戸瀬間3月19日に開通へ

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国土交通省網走開発建設部は16日、旭川・紋別自動車道「丸瀬布遠軽道路」(延長18㌔)のうち、丸瀬布IC(北海道紋別郡遠軽町丸瀬布南丸)~遠軽瀬戸瀬IC(瀬戸瀬東町)間(延長11・2㌔)を3月19日午後3時に開通すると発表した。同区間は2車線で通行無料。

旭川・紋別自動車道は、北海道縦貫自動車道の比布JCTから分岐し、紋別市に至る延長約130㌔の自動車専用道路。

今回の開通で、全国の漁獲量の約3割を占めるホタテ輸送の速達性の高い輸送ルートが確立されることにより、水産物の生産性向上が期待される。また、「ひがし北海道」の広域観光ルートの周遊性が向上し、観光入込客数の更なる増加や地域観光産業の活性化などが期待される。

さらに、周辺市町村から、高次医療施設への救急搬送の速達性・安定性の向上が期待されるとともに、札幌・旭川から北見への安定した血液供給など、様々なストック効果が期待される。丸瀬布遠軽道路の総事業費は約492億円。

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