外環道・三郷南~高谷 埼玉・千葉の交通約8割転換

[caption id="attachment_7552" align="alignleft" width="300" caption="昨年6月に行われた開通式典"][/caption]

昨年6月に開通した東京外かく環状道路・三郷南IC~高谷JCT。埼玉・千葉間(東北道⇔東関東道)の交通はこれまで都心を経由していたが、約8割の交通が外環道へ転換したほか、市川・松戸市内の主要な一般道路の交通量が約1割減少して渋滞損失が約2割減少するなど、極めて大きい開通効果が発現していることが、関東地方整備局、NEXCO東日本関東支社の調べで分かった。

外環道千葉区間の開通で、埼玉と千葉が都心を経由せず繋がり、時間短縮が実現。「ちばたまライナー」(千葉~さいたま大宮線)を運行する小湊鐡道バスによると「同じ人数の運転士で1日4往復から6往復に増便できるようになった」とのこと。物流関係からも同様に通行のスムーズ化から「運転手のストレスが軽減された」との声が寄せられるなど、生産性向上に寄与している状況が示された。

外環道への交通の分散化から、市川市内の生活道路の交通量が約3割減少。急ブレーキ回数も約5割減少し、安全性が向上した。

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