新名神三重県区間全通で 「躍進する三重のみちの集い」 整備に尽力をた団体を功労者表彰

[caption id="attachment_7907" align="alignleft" width="300" caption="鈴木知事から功績を称えられた「つくる会」の中島会長、小川副会長、「進める会」の田中会長、豊田副会長"][/caption]

新四日市JCT~亀山西JCT間が開通し、新名神高速道路の三重県内全線の開通を迎えた17日、喜びを分かち合うとともに、今後の三重のみちの展望を語り合うことを目的として、鈴鹿サーキット・サクラホールで「祝 新名神三重県区間全線開通~躍進する三重のみちの集い」が開かれた。主催は新名神高速道路建設促進期成同盟会、新名神高速道路三重・滋賀建設促進県民協議会。

「みちの集い」には、新名神高速道路建設促進議員連盟副会長の川崎二郎衆議院議員、中川正春衆議院議員が来賓で駆け付けたほか、国交省、NEXCO中日本、高速道路機構、各種団体など関係者ら約150人が出席。整備促進活動に尽力してきた功労者表彰も行われ、これまでの労苦をねぎらった。

冒頭、鈴木英敬三重県知事は「これまでの整備に向けた取組に感謝するとともに、さらなる三重のみちの躍進を誓い合う場としたい」と挨拶。「新名神という素晴らしい武器を私たちに与えていただいた。最大限活用してこの地域を活性化していく、新しいスタートだと改めて決意を強くした」と語った。

功労者表彰では、民間団体として整備促進に尽力した「新名神で三重県北勢地域のあしたをつくる会」(中島百合子会長)と「新名神と鈴鹿亀山地域の幹線道路整備を進める会」(田中彩子会長)の2団体を表彰。鈴木知事から感謝状が贈られた。

壇上で思いを語った「つくる会」の中島会長は「設立した平成16年当時、四日市~亀山間は事業凍結という絶望的な状況から、何とか進めてもらいたいとこの団体を発足。「みえのみち・女性会議」や「進める会」と3団体で一体となり、活動を盛り上げてきた」と振り返り、「悲願が達成できて本当にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

「進める会」の田中会長は「鈴鹿四日市地域が整備対象から外れていたことから奮起した。子供たちが帰ってきて、地域を支えてもらうためには新名神による発展が欠かせない。民間の一人として開通するまでは何としても頑張ると14年間走ってきた」と語り、「新名神開通した中、沿岸部を結ぶ鈴鹿亀山道路などの整備向けて引き続き頑張りたい」と鈴鹿亀山地域の活性化に思いを馳せた。

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