東海北陸道 富山県初の4車線化 城端~福光間 20年12月12日に完成式典

[caption id="attachment_10729" align="alignleft" width="300"] 南砺市で行われた完成式典。全線4車線化に期待も高まる[/caption]

東海北陸自動車道・城端SA~福光IC間の4車線化事業の完成式典が昨年12月12日、富山県南砺市の城端伝統芸能会館「じょうはな座」で行われ、地元関係者ら約60人が東海北陸道の富山県内初の4車線化を喜び合った。同区間の4車線化は11月7日より供用開始された。

式典では、NEXCO中日本の宮池克人社長が「時間信頼性、安全性の向上によりスムーズに利用できる区間が拡がった」と挨拶。新田八朗富山県知事は「富山県は北陸の十字路であり、今回の4車線化は大きな節目」とした上で、早期全線4車線化の実現を呼びかけた。

東海北陸道の4車線化については、昨年、白川郷~五箇山間、五箇山~福光間、土岐~可児御嵩間が財投による整備区間に指定されるなど全線4車線化が視野に入った。県内では小矢部砺波~南砺スマートIC南側など計7・7㌔区間も22年度中の4車線化を目指して工事が進む。

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