3月28日開通 中央道・座光寺スマートIC 高速へのアクセス約10分短縮 リニア中央新幹線駅とも連携

長野県飯田市とNEXCO中日本名古屋支社は5日、中央自動車道の座光寺スマートICを3月28日午後5時に開通すると発表した。

座光寺スマートICは、松川IC~飯田IC間(延長15・5㌔)の松川ICから8・6㌔、飯田ICから6・9㌔地点の座光寺PAに設置され、利便性が向上する。ETC搭載の車長12㍍以下の全車種が24時間、東京や名古屋方面からも利用可能。総事業費は約23・2億円の見込み。

今回の開通により、高森方面から国道153号の渋滞や事故多発箇所を回避し、高速道路へのアクセス時間が約10分短縮するほか、地域ブランド市田柿を出荷するJAみなみ信州市田柿工房付近~飯田IC間の輸送時間が約19分短縮し、商品の流通効率が向上する。

また、飯田市に設置されるリニア中央新幹線の駅との利便性が向上し、広域的な観光支援につながることなどが期待される。

座光寺スマートIC~岡谷JCT間の通常通行料金は、普通車1960円、軽自動車等1600円。

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