東海北陸道の早期4車線化、東海環状西回り区間の早期整備 合同総会開き決意新たに

[caption id="attachment_3895" align="alignleft" width="300" caption="合同総会で挨拶する古田岐阜県知事"][/caption]

東海北陸自動車道建設促進同盟会、東海環状道路建設促進期成同盟会は8月1日、16年度合同総会を東京・平河町の砂防会館別館で開き、東海北陸道の早期全線4車線化と、中部圏の活性化に不可欠な東海環状道西回り区間の早期整備に向け、関係機関へ積極的に要請していくことを確認した。

冒頭、石井隆一富山県知事が「東海北陸道は国土強靭化の基幹道路。飛騨清見以北の早期4車線化を」と開会の辞を述べた後、両同盟会会長の古田肇岐阜県知事が開会挨拶した。

古田岐阜県知事は、東海環状道東回り区間が開通して10年、飛躍的に伸びる企業立地、雇用人口等の実例を紹介し「正に東回り区間はストック効果の典型例」と指摘。「西回り区間の早期全線開通を」と訴えた。

また、東海北陸道について「白鳥IC~飛騨清見IC間の4車線化は計画通り18年度まで着実に整備していただきたい。先般、付加車線設置検証路線の選定区間に飛騨清見IC~小矢部砺波JCTが入った。今後の全線4車線化に弾みとなる」と述べ、「東海環状道、東海北陸道の事業は中部圏だけでなく、日本のための未来の投資だ。事業費の確保に全力で取り組む」と決意を語った。

総会後、国土交通省への提言活動を行い、東海北陸道の早期全線4車線化と東海環状道西回り区間の早期整備、17年度当初予算での必要額の確保等を要請した。

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