3月2日三遠南信道・佐久間川合~東栄間 生活圏の広がりに期待 テープカットで開通を祝う

[caption id="attachment_7851" align="alignleft" width="300" caption="250人が出席、川合トンネルで行われた開通式典"][/caption]

三遠南信自動車道・佐久間川合IC~東栄IC間(延長6・9㌔)が2日午後4時に開通した。開通に先立ち、午後1時から佐久間川合IC付近の川合トンネルで開通式典が開催された。

式典には、静岡県の景山剛士湖西市長、愛知県の穂積亮次新城市長、国土交通省の池田豊人道路局長や勢田昌功中部地方整備局長など関係者約250人が出席し、テープカットやくす玉開披、通り初めなどで開通を祝った。

主催者挨拶で村上孝治東栄町長は「現在事業中の東栄~鳳来峡間が開通すると、佐久間から新東名までつながることになり、生活圏はさらに広がり地域間交流・物流が活性化するものと大いに期待している」と述べた。

三遠南信道は浜松市北区引佐町から長野県飯田市を結ぶ延長約100㌔。今回の開通により、整備率は現道改良区間を含め約6割となる。今回の開通区間は、浦川・奈根トンネル(延長3・4㌔)及び川合トンネル(延長2・4㌔)2本のトンネルが全延長の約8割(5・8㌔)を占める。

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