3月28日 深川・留萌道、北海道発の全通道路へ 留萌大和田~留萌間の開通で

国土交通省北海道開発局留萌開発建設部(船木淳悟部長)は1月24日、深川・留萌自動車道 幌糠留萌道路の留萌大和田IC~留萌IC間(延長4・1㌔)を3月28日午後3時に開通すると発表した。仮称であった留萌ICは正式名称に決定した。

今回の開通により、留萌自動車道(総延長49㌔)が全線開通する。高規格幹線道路が全線開通するのは、北海道では初となる。開通日の午前11時半から北海道留萌合同庁舎で開通記念式、留萌ICで通り初めが開催される。

整備前と比べ、留萌市から深川市までの所要時間は約20分、留萌市から旭川市間は約30分短縮し、都市間移動などの速達性が向上する。道内ホタテ生産地へ供給される留萌産稚貝の輸送時の速達性が向上することにより、良質な状態で稚貝の放流が可能になるなどホタテ産業の振興に貢献するほか、留萌産甘えびの安定供給を支援する。

また、留萌市立病院から旭川市内の高次医療施設までの搬送時間は、未整備前と比べ、約35分短縮するなどの整備効果が期待される。

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