3/7 南九州西回り道「川内隈之城道路」薩摩川内高江~薩摩川内都間 開通

国土交通省鹿児島国道事務所(福本仁志所長)が整備を進めてきた南九州西回り自動車道「川内隈之城道路」の薩摩川内高江IC(鹿児島県薩摩川内市高江町)~薩摩川内都IC(同市都町)間(延長6.7㌔)が7日午後4時に開通した。今回の開通で「川内隈之城道路」(延長10.2㌔)は全線開通し、鹿児島市から、薩摩川内水引ICまでつながった。
 開通に先立ち、同日午前10時30分から、薩摩川内都IC内で、開通式典が行われ、伊藤祐一郎鹿児島県知事をはじめ、渋谷俊彦出水市長、西平良将阿久根市長、岩切秀雄薩摩川内市長ら沿線首長など地元関係者約160人が参加。伊藤知事は「新たなルートが形成され、交通事故減少による安全性の向上、更なる産業の発展、観光地等へのアクセス向上が図られ、地域活性化に寄与することが期待される」と挨拶。
 地元保育園児が太鼓演奏を披露、関係者らはテープカットし、地元住民らに見送られ、通り初めを行った。開通区間は片側1車線、通行無料。鹿児島市役所から阿久根市役所までの所要時間は、これまでより8分短縮され1時間25分で結ばれる。29日には、同自動車道「出水阿久根道路」阿久根北IC~阿久根IC間(延長4.2㌔)が開通する。

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